第16期 銀河戦
本戦Fブロック 5回戦
富岡英作八段 vs 佐藤和俊五段
対局日: 2008年1月10日
解説:大平武洋五段
聞き手:船戸陽子女流二段

ここまでの戦績 和俊24勝10敗、富岡10勝14敗
和俊は好調だ、富岡はいまひとつ、
・・・あれ、2人の対戦成績も載っている、和俊の3-0だ
対戦成績って、今まで載ってたっけ?
去年の銀河戦の再放送を見てみると・・・載ってる!
今まで銀河戦を何年も見てきて、ずーっと自分は気がつかなかったわけか!?
ぐわあああ、個人の戦績ばかり見ていて、気がついてなかった!(^^;

さて、今回の対戦は、和俊と富岡なわけだけど、特に興味がある顔ぶれではない
解説の大平にも別に興味は無いなあ、と思っていた
が、大平の解説が聞いていると面白い
「和俊は運動神経抜群でサッカー部の中心選手、ピアノもうまい、
若手屈指の高勝率を誇る」
「富岡は相振り飛車をやりだして、棋風改造に成功した、竜王戦1組まで上がった」
等の解説を聞いているうちに、この将棋に興味が断然、増してきた

局面は相振り飛車に進んだ 自分は相振りを指すことはまず無いので、
逆に気楽に見れる この対局から何か得ようという気はなく、もう鑑賞のみだ

序盤、富岡がやたらと時間を使い、持ち時間に大差がついた
それでも後手の作戦負け模様ぎみだ
中盤で富岡から攻めていき、後手の飛車筋が先手玉をにらむ展開、
△4五歩から仕掛け、△5四歩▲4四角△5五歩と突き捨てたあたりは、
見ていてかなり面白かった・・・が、感想戦では、どうやっても後手の攻めは
切れ筋だったようだ
角と銀桂の2枚換えで、冷静に▲4四歩、と突き出したのを見て、
大平は「これが先手の予定だとしたら、かなり強いです」と言っていた
そして、この順が本当に和俊の読み筋だったようだ
うーん、和俊、恐るべし じっと▲4三歩成で形勢良しと見るとは・・・
感想戦で、68手目、△5五飛~△5六歩でも、▲4六歩で受かっている、とのこと
その後は大差がついて、先手の勝ちになった
富岡の敗因は、もしかすると序盤で△4四歩と角道を止めたところまで、
さかのぼるのかもしれない

大平の解説は、自分にとっては詳しくてわかりやすく、とても良かった
相振りが得意な人なら、しゃべりすぎで、逆にうるさいと感じた人もいるかもしれない
和俊の指し回しに、今後もっと注目してみようと思った
それと、一番はじめにテロップで出る、対局者2人の対戦成績にも注目だ(^^;