第16期 銀河戦
本戦Eブロック 5回戦
勝又清和六段 vs 中村亮介四段
対局日: 2007年12月13日
解説:石田和雄九段
聞き手:村田智穂女流初段

木曜に録画を失敗し、見るのが今ごろになってしまった
ここまでの戦績は 亮介17勝11敗、勝又13勝10敗
対戦成績は勝又の1勝0敗

この対局は、亮介強し、そのひとことに集約される内容だった
亮介は指すのが速い速い、考慮時間を8回も残して終局となった
勝又が研究してきた戦法を使ったにもかかわらず、亮介はどんどん指して、圧勝してしまった

先手亮介の四間飛車、後手勝又は工夫して飛車先突かず袖飛車+天守閣美濃という戦型
先手は石田流三間に組む権利もあったのだが、亮介は普通の四間飛車に構えた
よほど四間に自信があるのだろう
後手の7筋からの仕掛けに、先手がどう対応するのか注目された

亮介の指し回しは、居飛車党の自分から見ると、まるでマジックを見ているようだった
▲7四歩、とひとつ伸ばした手、その後の飛車ぶつけから角交換、
そしてイヤミな▲3五歩・・・ いったい、どこまでが読み筋なんだろうか
本譜は、「41手目の▲6六角をうっかりしていた、▲8二角と読んでいた」との勝又の感想で、
先手の飛車、銀が押さえ込まれ、一方的な展開になり、先手の圧勝だった
勝又にしてみれば、自分の研究戦法を使ったのに、
超早指しで対応されてボロ負けしたのは、けっこう屈辱的な負け方ではなかっただろうか

石田九段の解説は、相変わらずほのぼのとさせてくれた
駒を動かすとき「これがこうでしょ、こう、こう、こう、こう、こう、どうせこうはなりませんけどね」
聞き手にあいづちをうつとき「そ~う、そうそうそう、そ、そ、そ」
亮介の早指しを見て「いやあ~、今、一番早指しが強いときだろうなあ~、うんうん」
自分の予想した手がはずれて「ああ~、おじさんの手はやっぱりだめだ」
ぜひ、今後も解説者として出てきてほしい