第16期 銀河戦
本戦Bブロック 6回戦
窪田義行六段 vs 村山慈明五段
対局日: 2007年12月14日
解説:小林健二九段
聞き手:野田澤彩乃女流1級

ここまでの戦績は、村山23勝7敗 窪田10勝13敗
2人の対戦成績は、村山の2-0

先手村山で初手から、▲2六歩△3四歩▲7六歩△3三角という出だし
この角上がりは、最近流行っているのだろうか、わからないが
力戦振り飛車が得意な窪田には、合っていそうな作戦だ

角交換から窪田は向かい飛車に振り、持久戦になった
自分はここまでの30分は早送りで飛ばした(^^;
お互いに良く似た陣形で、どこから動くのか難しい展開
こういう局面が続くのは、自分は苦手だ
何か動いてくれたら、面白く見れるのだけど・・・

が、5筋の折衝から▲1八角△1七角と打ち合い、急に俄然面白くなった
コバケン先生も△1七角を指摘していた こういう手が見えるとは、さすがだ
ここで自分は思ったのだが、それなら先手は▲2七角と打っていればどうだったんだろうか
飛車道を止めてしまうので打ちにくいけど、これなら△1七角は無く、
全く違う展開になっただろう

その後、5筋を中心に戦いがあったが、93手目はコバケンの指摘どうりに
▲4五同金が正しかったのかもしれない
村山は攻めていったが、結果として、▲1八角、▲4五銀、▲5四桂がどうにも
重い形になった 先手は飛車を取ったが、▲5一金の位置も最悪だ

ここから後手が猛攻し、窪田の会心譜を予想したのだが・・・
うーん、ここからは、どうみても後手が勝たなくてはおかしい将棋だった
最後の最後、136手目、ノータイム指しで指していたのが、致命傷になった
ここは△8六金▲同玉△7七角以下、簡単な9手詰みだった
(28日注:銀河クラブを見たら、7手詰めでした(^^;)
窪田が28秒くらいまで考えて指していたら、詰みの発見は容易だっただろう
ノータイム指しが窪田の持ち味といえば、それまでだけど、うーん、もったいなかった
△9三歩、も面白い手で、おお、こんな手があったのか、と思って見ていたら
▲9二銀!さすがは新人王だ 以下、▲8四玉からのすり抜けという技をくらってしまい、
大逆転した ここは見ごたえがあった

うーん、この一局、終盤は面白かったんだけど、自分は納得はできなかった
やっぱり窪田がちゃんと詰めて、棋譜をきれいに仕上げて欲しかった

コバケン先生は、対抗形だったせいか、解説が前回の相居飛車戦より断然うまかった
さて、NHK杯はまだ見ていないのだが、どうしようか 明日にしようか迷っている