第16期 銀河戦
本戦Hブロック 7回戦
神谷広志七段 vs 豊島将之四段
対局日: 2008年2月20日
解説:橋本崇載七段
聞き手:山田久美女流三段

今期ここまでの戦績は、神谷11勝13敗、豊島29勝7敗
2人は初手合い 注目の6人抜き中の豊島登場だ
解説は、ハッシーで、豊島のことを「超大物」と表現、
対して神谷を「若手大物キラー」とのこと
本局は、ハッシーの予言どうりになった

後手豊島のゴキゲンに、先手神谷の押さえ込みという戦型
自分は、ゴキゲンにはわざと5筋の位を取らせて押さえ込みにいくという、
こういう先手の指し方が好きなので、どうなるかわくわくして見た

中盤、角交換になり、▲3四歩と取り込んでから▲3五歩と打った手が好手、
とのハッシーの解説だった
「うーん、こんな銀の行き場所を無くしてしまう▲3五歩がいい手になることもあるのか?」と
自分は思って見ていたが、感想戦で検討したところ、やっぱり変な手だったとのことだ(^^;
そして、△3九角が自爆の手で敗着とのことだった
対局中のハッシーの解説だけでは、神谷の会心の序盤構想と勘違いしていたところだ

だが、その後の優勢になってからの神谷の▲4八桂、そして▲3八飛と投入して、
全駒をねらいにいった指し手は見事だった
この2つの手は、なかなか実際に指せるものではないと思う
神谷は感想戦ではさすがに機嫌が良く、色々しゃべてくれたおかげで、参考になった

ボロ負けで豪快に散った豊島、ゴキゲンを指しなれていないのが敗因と思われる
しかしこの負けは、別に堪えないだろう
豊島の決勝トーナメントでの戦い振りが楽しみだ

ハッシーの解説は、聞き取りやすいし、ハッシー自身の考え方も聞けて、わかりやすく良かった 
(感想戦がなければ、▲3五歩が好手になってしまうところだったが)
ところで、ハッシーの体がなんだかでっかく見えたんだけど、ちょっと太ったのかな?
聞き手の山田久美さんが小さいだけか?

今回の対局は大差だったが、好きな戦型、そしてこの解説と聞き手の2人が
自分が個人的に好きな人だったので、満足した
居飛車の急戦からの押さえ込みが大成功だったので、それも気分爽快だった