第16期 銀河戦
本戦Cブロック 8回戦
先崎 学八段 vs 平藤眞吾六段
対局日: 2008年2月29日
解説:千葉幸生五段
聞き手:坂東香菜子女流2級

今期ここまでの戦績は、先崎14勝13敗、平藤13勝12敗
2人の対戦成績は先崎の1-0

先手先崎で、後手平藤の一手損角交換の向かい飛車に進む
2筋~3筋で折衝があり、中盤、感想戦で色々変化手順をやっていた
本譜は、先手の桂得、馬が出来ている、そして飛車も先着できる、後手の5三の金が変な位置、
という、どう見ても先崎有利の展開に進んだ
しかし、具体的には何を指したらいいのかわからない
ここで先崎は長考のすえ、▲4五桂の一手!なかなか指せない手だ
結果論だが、これは好手になった 数手後の▲3四馬も明らかに好手、
そして▲5三桂成の成り捨てが決め手になった この手は見事だった
最後はかなりあっけなかった △5六馬で、角と竜の両取りをかけられて、
なすすべなく後手投了

この一局は、どう見たらいいのか、わかりにくい将棋だった
先崎が中盤以降、会心の手順を指したのか、平藤の不出来な将棋と見るべきか・・・
千葉の解説は、序盤こそ詳しくて良かったが、中盤、終盤になるにつれて、なんだか
頼りなくなっていった
感想戦も、中盤を中心にやっていて、本譜と離れた変化手順を調べていた
終盤の寄せのところはどうだったのか、もっと解説が欲しかった
棋譜を見直すと、後手は△4四角と打った手があまり働かなかったので、そこが敗因かもしれない

ところで、先崎の顔だけど、プロレスラーの桜庭に似ているよね
B2に落ちてしまったが、まだ先崎さんには、もう一旗あげてほしい 
せめて一回はタイトル戦の挑戦者にならないかなと思っている