第16期 銀河戦
本戦Hブロック 10回戦
中原 誠十六世名人 vs 山崎隆之七段
対局日: 2008年6月12日
解説:屋敷伸之九段
聞き手:山田久美女流三段

先週の土曜の放送の分
テレビの買い替えの都合で、木曜の今日の再放送を見ることになった

今期ここまでの戦績は、中原8勝11敗、山崎25勝12敗
期待の山崎登場、才能あふれる指し手が見られるか、と思っていたら、
今回はハズレの一局でした、それも大ハズレ(^^;

先手中原で、後手山崎は4手目△3三角戦法、角交換の相居飛車になる
その後駒組みが続き、先手は7筋位取り、後手は菊水矢倉に組んだ

両者指し手がすごく早く、しかも仕掛けてからは、お互いほぼノーガードで攻めあう展開、
終局したのが番組開始から1時間10分のとき、という早さだった

山崎は感想戦で、「序盤は作戦負けだった、△5二飛では金の繰り替えで手待ちするべきだった、
△6七金では飛車を引いておけば難しかった、△5四金と打ったのは金損になってひどかった、
終盤で角打ちは△5八角なら一手違いにもちこめた」
など、実に能弁にしゃべってくれ、終わったばかりのこの一局をほぼ完璧に振り返っていた
手が見えていることは充分に証明していた
・・・なぜこれが実戦に反映されないのか、うーん、もったいない
これに勝てば、次は羽生と対局できたのに、うーん、見ている自分としては残念だった
うーん、うーんと書いているが、自分は山崎にはかなり期待しているのだ
「東の渡辺、西の山崎」と言われるためには、
山崎はこういう負け方をしなくなるようになってほしい

一方、中原の強さ、手の見え方の速さはいつものことながら、さすがだった
仕掛けのタイミングも完璧、その後も
指されてみればその一手と思える手を、あっさりパパッと指していく、
「自然流」の異名は伊達ではないと思わせた
考慮時間も、最後は残り1回になったが、
「とりあえず10回あったから、残すのももったいないので使っただけ」という感じだった
中原の手が早いので、屋敷の解説も間に合わない場面があったし、
見ている自分も考える時間がないくらいだった
最後は実戦詰将棋で、ピッタリ詰め上げた

・・・しかし、中原が強いことはもうすでにわかっている、
自分としてはやっぱり山崎の強いところを見たかった、ですね