第16期 銀河戦
本戦Cブロック 最終戦
渡辺 明銀河 vs 久保利明八段
対局日: 2008年5月30日
解説:深浦康市王位
聞き手:石高澄恵女流二段

木曜に放送された一局
今期ここまでの戦績は、久保31勝23敗、渡辺31勝22敗
二人の対戦成績は、久保の4-1 意外にも久保がやや勝ち越している
勝ったほうが決勝トーナメント進出の一戦

先手久保で四間飛車藤井システム、後手渡辺の居飛車穴熊になった
初手▲7六歩に、2手目△8四歩は、渡辺が早石田を警戒したのかもしれない
深浦「実戦でこの形は最近指されてないんですが、あまり現れていないときに、
二人がどれだけ研究しているか個人的に非常に興味があります」とのこと

久保の仕掛けから局面が動き、71手目▲6一角、72手目△8六角と打ち合い、
どちらの角が働くかの勝負になった
深浦「この△8六角は、見えにくい手ですね、よく浮かびますね」
そして後手は飛車を助けたが、局後の感想戦によるとこの後が問題だったようだ
先手の馬がいつのまにか中央を制圧、玉がとても広く、つかまらなくなった
先手の端攻めが間に合い、
渡辺「端からだけで手にされているので、手駒が入らないんです」とのことだった
結局、後手は攻めが切らされてしまった

深浦はどこが敗因が言わなかったが、
感想戦では渡辺が「△5五歩で5筋をいじったのが敗因、
いったん△2四銀と引いておけば、次に△5五歩があるので▲4四歩の一手、
そこで△3三銀引と馬に当てて、▲6一馬なら△7七角成▲同金△8八飛成で
攻め合って後手優勢だった」と即座に敗因を指摘していた さすがだった

この一局、渡辺が自身のブログで「あまり最近勝っていない」と書いていたので、
負けたのかなーと思いながら見ていたら、やっぱりそうだった(^^;

久保「決勝トーナメントでは、自分の普段の将棋が指せれば、と思います」とのこと