第16期 銀河戦
本戦Dブロック 最終戦
森内俊之名人 vs 高橋道雄九段
対局日: 2008年6月12日
解説:屋敷伸之九段
聞き手:山田久美女流三段

今期ここまでの戦績は、森内24勝21敗、高橋19勝15敗
二人の対戦成績は森内の13-4 森内が大幅に勝ち越している
勝ったほうが決勝トーナメント進出の一戦

先手森内で、後手高橋の一手損角換わりに進む
△6五歩に▲6六歩としたのが機敏だった模様

▲5五銀左のぶつけに、高橋は考慮時間をあと1回まで使う大長考、
結局△4二金右寄としたが、これが消極的だったようだ
その後は森内にどんどん攻められ、攻め倒されてしまった
森内の貫禄勝ちと言える内容だった
相居飛車なのに、歩があまりぶつからないめずらしい将棋だった

こういう一直線の攻め合いの展開は先手としても怖いはずなのだが、
森内は踏み込み、指し手は正確で緩みがなかった
高橋としては、力の出しようがなかった将棋だった

感想戦で、△5二金が早すぎたか、というところまで遡っていた
(金が7一に利いていれば△6二飛と回りやすかったとのこと、
△8四歩と突いてしまったがため、▲8三角~▲7一銀の打ち込みができてしまった)

一手損角換わりの後手の駒組みは難しいと思わせる将棋だった(^^;
相居飛車の後手番で何を指すか、はプロではかなり重要課題のようだ

森内「前回は準優勝だったので、今回も少しでも多く勝てるようにがんばります」とのこと