第16期 銀河戦
本戦Eブロック 最終戦
佐藤康光二冠 vs 行方尚史八段
対局日: 2008年5月30日
解説:深浦康市王位
聞き手:貞升 南女流1級

今期ここまでの戦績は、行方13勝16敗、康光32勝27敗
2人の対戦成績は、行方の7-6 行方が健闘している

序盤、後手の康光の作戦が注目された
△4四歩と角道を止めて持久戦かと思われたが、
なんといきなり△3五歩と位を取る作戦、まさに康光らしい一手だ
過去にNHK杯のvs三浦戦でやったことがある手だそうだ
この手に▲3六歩と積極的に反発した行方、もう定跡のない力戦になった

康光の△3一金型三間飛車vs行方の居飛車急戦模様という戦型
・・・なんだけど、この将棋、難しかったわ(^^;
解説の深浦はよくやってくれたと思うんだけど、
感想戦であっただけでも膨大な変化のオンパレード、
観ていて、候補手は絞られるのだけど、
それで結果のワカレがどっちがいいのか、がすごく難しい

感想戦が序、中盤だけになってしまったのが残念、終盤の感想戦をやってほしかった
46手目の△7一金が好手だったということか、この手は深浦は「すごくいい手かすごく悪い手の
どっちか」と言っていた 結果的に好手だったのだろう
行方のほうとしては、59手目は▲4一角でなく、▲6一同竜と切っていればどうだったか、が
深浦の指摘だった

それにしても、棋譜だけみたら、クセの強い手将棋で、アマチュア同士か、と思わせるね
マンガ「月下の棋士」の氷室の「定跡?今、あんた、定跡って言ったよな?
そんなもん、将棋にねえよ!どのみち通ったって、最後に勝ちゃあ、それでいいんだ」
は時代の先を行った名言だった、と思った一局だった

対局後のインタビューでは
康光「優勝めざしてがんばります」とのこと