王位戦第2局、2手目△3二飛から乱戦になった一局の序盤を、
BSのジャーナルの橋本七段、スカパーのまるごと90分の大平五段の2人の解説をまとめました
(カッコ)の中は私の言葉です

ファイル名:深浦vs羽生 2手目△3二飛.kif
開始日時:2008年7月23,24日
棋戦:王位戦第2局
先手:深浦王位
後手:羽生四冠

▲7六歩 △3二飛
*大平「タイトル戦では初めて出ましたね、今泉三段が初めて指したということになっていますね」
▲9六歩 △9四歩 ▲2六歩 △6二玉 ▲2五歩 △3四歩
*ハッシー「ここでは▲2四歩も当然あります、それも一局です」
*(▲2四歩の場合の変化を分岐します)
▲2二角成 △同 銀 ▲6五角 △7四角 ▲4三角成 △4七角成
*大平「ここで▲5八金右なら、おだやかです」
▲9五歩 △同 歩 ▲5八金右 △7四馬 ▲9二歩 △同 香
▲3二馬 △同 金 ▲9一飛
*(両取りが受からない)
△8四歩 ▲8一飛成 △7二銀
*大平「ここで▲9一竜だと、△7一金~△8一金で竜が取られます」
▲7五歩
*大平「ここで△6五馬は▲8四竜と逃げられてしまいます、△8三馬は▲同竜△同銀▲6五角で終わりです」
△8一銀 ▲7四歩 △同 歩 ▲6六角
*大平「このラインが急所ですね 後手の金銀を狙って、▲8四角を見ています」
△3三角 ▲8四角 △5二玉
*大平「ここで▲7三桂は△8三飛があり、無理です」
▲6六角 △同 角 ▲同 歩
*ハッシー「この局面は、先手の桂得なんですが、どちらかというと後手持ちですね、飛車を持ち駒にしていることと、先手は駒が前に出ていませんので」
△3三銀
*(ここまでが一日目の進行)
*大平「ここで次に▲7三桂なら△7一金▲8一桂成△同金となって、銀得になるんですが、後手の8一の銀をさばかせたことになって、面白くないんですよね」 
▲4四歩
*(この手が封じ手だった)
△4六歩
*(以下、戦いが続きましたが長いので省略します)

変化:9手
▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △8八角成 ▲同 銀 △2二飛
*ハッシー「これで互角です」
*(以下、▲2三歩から▲2二角と打ち込むのはどうか、並べてみます)
▲2三歩 △4二飛 ▲2二角
*(この手は無理筋)
△同 銀 ▲同歩成 △3三角
*(次に▲3二とも、△同金で後手有利)
▲2八飛 △2七歩
*(後手有利です)