第16期 銀河戦
決勝トーナメント 2回戦 第2局
森内俊之九段 vs 久保利明八段
対局日: 2008年8月19日
解説:渡辺 明銀河
聞き手:貞升 南女流1級

2人の対戦成績は、森内の11-9 久保が健闘している
千日手指し直し局が放送された
千日手になった一局は、先手久保で藤井システム、後手森内の居飛穴だった

先手森内で居飛車、後手久保はゴキゲン中飛車、角交換の将棋になった
久保は1回戦の豊島戦でも、ゴキゲンで勝っている

この将棋、指し直し局の影響だろうか、
普通ならありえないミスがお互いに目立つ内容になってしまった
38手目、▲6八金右としたのが悪手で、△2五桂と無条件に飛ばれてしまった
▲同飛は△1四角で終了だ
森内「ずっと△2五桂の筋は気をつけていたんですけど、このときだけエアポケットに
入ってしまいました」と言っていた
持ち時間が長い順位戦なら、もうこれが敗着になってもおかしくないところだが、
ここから久保も構想を誤った 銀を中央にそのまま置いておくべきだったが、
△6四銀と自陣に引き上げたため、先手に左辺に攻める形を許してしまった
桂を渡すのが確定しているのに、△7四歩も問題だったようだ
先手が桂得~銀得~飛車得、とわらしべ長者のようになり、
結局、ワカレが先手の飛車の丸得になってしまった(^^;

飛車得になってからの森内の▲5三歩~▲6二歩といった攻めは見事だったが、
最後の寄せがなんだか変だった
▲9八香では▲9五香で簡単だったと思う けっこうヒヤヒヤした

渡辺の解説が的確だったため、余計に2人のミスが目立つ内容だった
やっぱり、千日手指し直し局だから、2人とも疲れていたのかもしれない

森内「一局一局しっかり指して、優勝めざしてがんばりたい」とコメント

聞き手の貞升女流だが、もうちょっとしゃべって欲しいと思った
最後に「それでは感想戦の途中ですが、時間ですので~」と言ったとき、
あれ、いたのか、という感じだった
千葉涼子の後だったから、比較してしまった(^^;