渡辺 明竜王vs森下 卓九段 2回戦
解説 島  朗

ああーーーー、森下、負けたあああああああ
前日に、銀河戦で森下の解説を聞いて面白かったので、
森下を応援して見ていたのにいいいいい
最後、▲2五歩と銀を取ったところで、イヤな予感はしていた
そこで出た、渡辺の勝負手、△2八角!!

先手森下で、相矢倉に進む
6、7筋に厚みを築いた先手に対し、後手の渡辺が9筋から猛攻を仕掛け、
森下が受け切るか、渡辺が攻め切るかという展開になった
渡辺の攻めがやや無理攻めっぽく、森下が残していたはずだったのだが・・・

感想戦では、何度も「△2八角が全然気がつかなくて」を繰り返していた
森下「と金が居るんだから、玉を入る一手か、
ここで攻め合いなんて、バカな手はなかったですね」

ああーー、玉があとひとつ入っていれば安全だったのに、
森下、もうほぼ勝ちを手にしていたのにいい・・・orz
△2八角に▲2九飛と逃げた瞬間、森下の手から勝ちが滑り落ちた
最後、まだ▲7四桂打でねばる手があったとのことだけど、
あそこではもう頭がパニックになっているから、発見は実質無理だった

展開的には負け筋だったとはいえ、渡辺の寄せは見事だった △6二桂はさすがだった
まあ、感想戦では渡辺のほうが、読みは上回っていたから、
やはり自力が違うのだろう 終わってみれば順当な結果だったと言える

「勝ちと思っても、玉を取られたら終わりだから、油断するとこうなる」という将棋らしさが
よくでた一局だったと思う 面白い終盤戦だった