第17期 銀河戦
本戦Bブロック 1回戦
宮田利男七段 vs 伊藤博文六段
対局日: 2008年9月16日
解説:坪内利幸七段
聞き手:古河彩子女流二段

20年度の成績は、伊藤博文は5勝3敗、宮田利男は2勝5敗
2人の対戦成績は伊藤の1-0 やっぱ、対戦数は少ないね、
「関西と関東で離れていますから」とフォローが入っていたけど、
谷川と羽生だって関西と関東で離れているけど、とっくの昔に100局超えているね(^^;

伊藤はフリークラスから復帰した経歴があるそうだ
オールラウンドプレイヤーとのこと
宮田は純粋居飛車党とのこと
そして注目は解説の坪内だ 名前を聞いたことはあるけど、見たのは初めてだ
歌手の宮史郎に似ているなあ↓
http://columbia.jp/artist-info/miya/prof.html

戦型は、先手伊藤の四間飛車美濃囲い、後手宮田の居飛車玉頭位取りという、
なんともレトロな形になった この玉頭位取りは宮田の十八番だそうだ
そして、その解説のとおり、宮田の実力がいかんなく発揮された一局になった

最初の30分くらいは駒組みだった
ひさしぶりに、本当にひさしぶりに序盤を早回ししてもいい将棋だ、と思った(^^; 
解説も序盤は雑談ばっかり、うーん、のどかだ
昭和初期を思い起こさせるねえ 美空ひばりの歌が聴こえてくるようだ
(俺はいったい、何歳やねん?)

中盤で、やや宮田がやり損なったようだが、
逆転して後手が良くなってからの宮田の指し回しは見事だった
玉頭を手厚く指すのがうまいんだね さすがに十八番だけのことはある

150手の長手数だったが、感想戦では、もう△8七金の対処のところまで遡っていた
たしかに、そこまで戻さないと、先手に勝ち味はなかった感じだ
後手が良くなってからは、終始落ち着いた手の連続、
坪内「遅い攻めのほうがいいことがあるんですよね」との解説だった
端攻めを逆手に取ったり、△9九馬~△4四馬と自陣に引き付けたりなど、磐石だった
宮田は以前、解説役で登場したとき、あまりにもしゃべらなかったのでどうかと思ったが、
見直した一局だった

坪内の解説も聞けたし、自分のようなマニアには、けっこう貴重な映像となった
まあ、保存するほどでもないので、ハードディスクからすぐ消しちゃうけどね

開幕試合に比べて、この顔ぶれ、誰に注目していいのか、と対局前は思っていた
でも、なかなか好勝負で楽しめた一局だった