第17期 銀河戦
本戦Cブロック 1回戦
堀口弘治七段 vs 櫛田陽一六段
対局日: 2008年9月19日
解説:大野八一雄六段
聞き手:藤田 綾女流初段

20年度の成績は、堀口6勝5敗、櫛田4勝7敗、
2人の対戦成績は2-2の五分

堀口は袴(はかま)を着ての登場
クッシーは、前期に比べれば、今期の成績が悪いなあと思った
今、前期の成績を調べたら、櫛田 陽一 25戦 17勝 8敗 0.6800
うーん、前期とはすごい差がある

先手堀口でイビアナ、後手クッシーの四間飛車+美濃囲い△8三玉型だ
前回の銀河戦の島vsクッシーと同じ局面に進んだ

この将棋、クッシーの今期の不調がモロに出た内容になってしまった
堀口の仕掛けが不発、クッシーがリードして、じっくり指せば明らかに良かったはずなのに、
クッシーが自分から動いて局面を複雑にしてしまった
考慮時間も、堀口0回、クッシー9回まで差が開いたのだが、
クッシーは「×回目の考慮時間に入りました、残り×回です」と記録係に言われた直後に指す、
というのを5回もやり、考慮時間を全く無駄に使ってしまった

クッシーは、「自分のリズムで指す」というのを大事にしているようだが、
不調のときはこの戦術が空振りしてしまうようだ
クッシーがなぜフリークラスから脱出できないのか、少しわかった気がした

本局、自分にとっては見どころは、119手目の堀口の▲7四歩くらいだった
これはかなりいい手だった 先手の勝因と思う
全体に、雑さが目立つ将棋と感じてしまった一局だった