第17期 銀河戦
本戦Hブロック 1回戦
飯野健二七段 vs 清水市代倉敷藤花女流王将
対局日: 2008年9月25日
解説:佐藤義則八段
聞き手:本田小百合女流二段

先週の土曜日に放送された分
20年度の成績は、清水17勝3敗 飯野4勝5敗 2人は初手合い

清水は、これまでの通算成績が、590戦 436勝 154敗だそうだ
勝率は0,739だ (女流棋戦のみの成績とのこと)
羽生の通算成績が、 1440戦 1046勝 393敗  勝率0.7269
勝率が羽生と同じくらいだ 清水のあだ名が「女羽生」というのもうなずける
本田さんの話によれば、清水は男子プロとの通算対戦成績が計153局で、
30勝しているとのことだ こっちの勝率は0.196だ うーん、2割ないのか

先手清水で、後手飯野は角道を止めない四間飛車にした
飯野はここから立石流を狙ったようなのだが、
伸ばした3筋の歩をうまく清水に飛車で交換されてしまった
やや先手ペースか、と思われたが、後手にじっとされていると、
先手もどう動いていいのかわからない局面だ

清水は思い切って打開したが、これが結局敗因になった あー・・・
▲2二歩からの攻めだっったが、12手後の△2三桂が盲点だったのだろう
これで差がついた そして、飛車が詰まされてしまった まあ角との交換なんだけど、
もし自分がこうなっちゃったら、もうやる気なくすと思う

このあとはじわじわと差が開くばかり、考慮時間の残りも清水0回、飯野10回と大差がついた
飯野は慎重に指し、清水は指しきり模様のため、逆転はかなり考えにくい展開だ
あーあ、結局、男子プロとは手合いが違うのか、
と思って自分はダラダラした気分でその後を見ることになった

最後のほうは、清水は投げっぷりの悪さを発揮、時間稼ぎで歩を何枚も無駄に王手に使い、
うーん、だめだこりゃ・・・と、思ったそのときだ、自分の中ではどう対処しても後手の勝ちだと
思っていたのに、149手目、▲9七桂の王手に、もし△8四玉と逃げていたら、
▲8五歩△9四玉▲6四角成で、一気に逆転模様じゃないか!
ひえー、最後まで気を抜いたらダメだね(^^;

さすがに飯野は間違えることなく的確に応じ、飯野の快勝になった
清水は最後によく見せ場を作ったと思う
この粘りが、女流棋士相手なら逆転勝ちにつながることもあるんだろうね

ただ・・・今期の銀河戦、女流2人は、矢内は全くの完敗だったし、
清水も矢内ほどではないにしろ、完敗と言っていい内容だった
もうしょうがないですかね