第17期 銀河戦
本戦Bブロック 3回戦
中村亮介四段 vs 滝 誠一郎七段
対局日: 2008年10月31日
解説:大島映二七段
聞き手:古河彩子女流二段

20年度の成績は、滝は4勝4敗、亮介は6勝10敗
2人は初手合い

先手滝で、3手目▲4八銀、もう相手が四間飛車と決め打ちした手だ
後手亮介はそれでも四間に振った
滝の作戦は右四間+穴熊、これを四間のスペシャリストの亮介がどう受けるのか、注目された

が、終わってみればわずか68手、考慮時間6回を残して亮介の完勝
終盤というものがなかった
滝は力が全然出なかった感じだった
感想戦で、滝は序盤の駒組みの甘さ、中盤以降は疑問手の連発だったことを口にしていた
「▲7八金は変だった、仕掛けは早すぎた、41手目は角を逃げてしまい▲2五桂の勝負手を逃した」など、色々言っていた

この対局で自分が思ったことは、穴熊も簡単に指せる戦法ではない、
慣れないうちは、こういうボロ負けを喰らう、と思った
一見、「穴熊は玉をクマって、あとは攻めればいいので簡単な戦法」と思いがちなんだけど、
そんなことは全然ない、「穴熊はボロ負けの危険と隣り合わせ」ということだ

この対局では「わざと角桂交換にして勝負」という大局観が必要だった
やっぱりひとつの戦法を指しこなすにはそれなりの経験が要る、
自分は穴熊を指すのはもうやめとこうと思った(^^;