<第13話>
飛鳥田「負けちゃった 勝たなきゃ 意味ないよ どうしよう」
鳥山香「そうでしょうか? 勝たなきゃ意味ないでしょうか・・・」

そばで見ていた鳥山さんには、何か感じるところがあったようです

(一緒に下校するふたり、そこに風が吹く 鳥山さんのスカートが・・・)
鳥山香「キャッ」
飛鳥田「・・・・・・」
鳥山香「・・・・・・」

こんなシーン、自分の高校生活では全然考えられませんでしたorz

鳥山香「うん!飛鳥田先輩は勝って下さい 角野先輩に将棋で勝って下さい
 あの人は 将棋で負かされないと 気がつけないみたいだから」

この子は、本質をすぐに見抜く才能があるようですね

<第14話>
飛鳥田「鳥山さんと 2人っきりでどうしよう? だいたい女の子なんて どう扱えばいいのか
 わかんないよ・・・」

激しく同(以下略)

(鳥山香が囲碁部で教わっている姿を発見した飛鳥田)
飛鳥田「ええーっ!? 鳥山さん 囲碁部にィ!?」

これはショックですね 言葉もありません(笑)

<第15話>
(角野に負け、鳥山さんにも見限られ、落ち込む飛鳥田 家での晩御飯のとき姉に相談する)
飛鳥田「た・・・玉姉(たまねえ)、高校のとき 部活楽しかった?」
玉姉「いや つらかったよ ウチの吹奏楽(ブラス) 朝練 昼練 休日練
 何度顧問の先生を 謀殺しようとしたか!!」
飛鳥田「やんなきゃ よかった・・・って 思わなかった?」

弟の顔を見た玉姉、この時点で事情を察したようです

玉姉「あのな “やらなきゃいけないこと” なんて 世の中にゃ ほとんどないよ」
飛鳥田「労働や 教育や 納税は?」
玉姉「そんなのは 国が勝手に 決めたことだ」

すごい考え方です アナーキーですね こんな考え方の人が増えたら、その国は滅びそうです(^^;

玉姉「ただし “やったほうがいいこと” はある!! 確実に!
 私にとっちゃ それが部活だった」

玉姉、こんな哲学を持っていて、悩む弟に即答するとは、けっこう大物のようです
飛鳥田君もこの家族の一員、姉と似た血が流れているかもしれません
(つづく)