PM5時、畠山鎮先生登場、お客は40人強くらいだったか

畠山「渡辺は最近はもう2手目△8四歩と突きますね 後手番で先手の居飛車を受けてたてないと 
おかしい、と思っているんでしょう」とのこと

畠山「△5三銀からが趣向ですね この後手急戦矢倉は、ヘタをするといっぺんに悪くなるんですよ、
それで成功したとしても、ちょっと良くなるくらいなんです だからプロではやる人は少ないです」
ここで自分は質問してみた
私「渡辺が急戦矢倉をしたことは過去にあるんですか?」
畠山「△5三銀型は5局くらいあったと思いますが、竜王のタイトルを取ってからは、急戦矢倉は指していないですね」 即座に返答が返ってくるのはさすがだ

(羽生が序盤の定跡手順の最中に長考したことに対して)
畠山「羽生は前例のない手で互角とみれば、そっちを選んできますね
常に新しいことにチャレンジしている人です」

畠山「後手は5五の角を△7三角と引きましたが、みなさんが将棋大会で指すときには、
△2二角と引くほうをオススメします それで右四間にして△6五歩から攻めるんです
そっちのほうがわかりやすいです アマの大会では一日に何試合もあることが多いので、
手数が短く終わるのもメリットです」

畠山「この後手の戦型が現れたのは2年ぶりくらいですかね
△8四飛~△7四飛の感じが、後手としては良くないんですよ」

畠山「△3一玉、これが渡辺の用意の手でしょうね この手に対して、羽生は▲2五歩でしたね
ここでは当然▲6五歩もあったですね それならどうなっていたんでしょうね」
この▲6五歩と決戦する変化は色々考えて検討していたが、結論は出なかった

ところが!ここでお客の一人がとんでもない発言を!!
お客「そこが敗因ですか?」
私(げっ!!もう終局してるのか!!それも羽生の負けか?
今日の朝のBSは見て来たものの、その後はネットも全然見ないようにして、
情報が入らないように気をつけていたのにいい!
・・・いや、『渡辺の構想が敗因』という意味かもしれない、
終局はしてるんだろうが、まだどっちが勝ったかはわからない とにかく聞かなかったことにしよう)

畠山「あ、もう知っている人がいるんですね(^^;」
そのお客、直後に言ってはいけなかったことに気付いた「あ・・・すいません」
おーい、あんた、もう言っちゃったよ・・・orz

畠山「封じ手は▲3六歩でしたね、ここでは他にも色々考えられたところです」
ここも▲2二歩などの変化を検討していた

そこから一直線で一気に終盤になった
畠山「こういう後手の飛車切りは、レベルが上がるほどにやりにくい手なんですけどね
なかなかこういう攻めでは後手側は勝てないとしたものなんですよ」

畠山「うーん、どこで次の一手クイズを出しましょうかね
私は簡単なところで出して、たくさんの人に正解してほしいタイプなんです
難しいところで出すと、級位者の人に怒られるし、簡単なことろで出すと、高段者の人に怒られる、
どっちにしても怒られるんです(笑)」
畠山先生、なんかのんびり解説している、ホントにもう終局しているっぽい・・・

PM6時、次の一手クイズを出して休憩になった
休憩中、お客の一人の人が、話し掛けてきた
お客「さっきの人の発言、ああいうのは勘弁してほしいですよねえ」
私「ああー、そうですよね ボクも情報が入らないように気をつかってここ来ているんですよね」
お客「ですよねえ 結果がわかっちゃうとねえ 羽生が三連勝で楽勝かと思ったんですけどね
まさか渡辺がここまで追い上げるとはね」
・・・げっ やっぱり羽生の負けか!? あなたの発言で羽生の負け疑惑が深まりましたorz

さらに、常連の子供連中が来て、「渡辺の勝ちやで!他の人が言ってたもん」
・・・無邪気な発言で、ネタバレ確定ですorz

さらに、おじいちゃんも話し掛けてきて、「羽生の▲3六歩が無意味な手やったんやろうなあ」
・・・もう決定的です 情報、流出しまくりですorz

とどめは、6時20分から再開された畠山先生の一言です
畠山「えー、みなさん、もう結果がわかってしまっているようですね
BSでもやってましたし、今は携帯でも簡単に見れますからね(^^;」
・・・羽生の負けが200パーセント確定ですorz

畠山「先手は銀取りに歩を突きましたが、これでは手の感じが変ですね
お互いの読みが正面からぶつかりあいましたが、羽生さんに何か誤算があったんでしょうね
銀取りよりも先に▲4五桂を打つとどうだったんでしょうか」
お客の一人「それだと△5五銀と捨てる手はないですか?」
畠山「あ、それはありそうですね それで後手玉が逃れていそうです」
このお客は相当強いようだ 歩の頭に銀を捨てる手を思いつくとはすごい

結局、休憩後に解説を再開してから、20分ほどで解説は終了してしまった
16時12分に終局していたとのことだった
解説会が17時からだったから、今回は情報の流出はもうしょうがなかったか
このブログで「こぼれ話」を書くどころか、もう情報自体がこぼれてるorz うーん、無念だ 

畠山「羽生さんの敗因はまだ調べてみないとわかりませんね
BSで見たんですが、渡辺さん、えらい勢いづいてきました、終局後、目つきが変わって、
目がらんらんとしていました(笑)」

畠山「今度、朝日オープンで渡辺さんと私が対局するんですよね
タイトルホルダーと戦えるのはうれしいことです 挑戦者のつもりでぶつかりたいです
それで、今日は時間が余ったので、この間のB1順位戦での私と渡辺竜王の将棋を
解説したいと思います」
お客から拍手がおきた
畠山「ホントは月500円払って、ネットの会員になっていただければと思いますけどね(^^;」

この順位戦の将棋は相矢倉で、ねじりあいになり畠山さんが勝った棋譜だった
これはもう勝負ところありすぎの難解な内容だった ぐえ

せっかくなので、最後に畠山さんに聞いてみた
私「ズバリ、第7局の勝敗予想はどうですか?」
畠山「お互いにモンスター対モンスターですからねえ」との答えだった

今回は短手数で終わってしまい、残念だったが、救いは渡辺が勝ったことだった
次の第7局に期待したい 歴史に残る一戦になることは間違いない
そして、なんといっても、次の解説者は福崎文吾さんだ!
体調を整えて、絶対行くつもりだ