<第25話>
(武藤先生が倒れたさわぎに紛れ込んでいた角野)
角野“タイプの違う女の子3人  も・・・戻りたい!!正直、土下座してでも戻りたい!!”

角野君の3人の女の子のタイプ分けは次の様です
・鳥山香→しっかり者 正妻型
・成田→ツンデレ 愛人タイプ
・内村→お茶目な 妹キャラ

さすがに女好きの角野君、的確なタイプ分けのように思います
(ところで、『ツンデレ』って何でしょう?最近けっこう耳にします
ウィキペディアで調べてみると、おおむね
「初めはツンツンしているが、何かのきっかけでデレデレ状態に変化する」ことだそうです)

飛鳥田「あれ?角野くんは どうして 一緒にいるんだっけ?」
角野“んーと んーと・・・”
 「この間の対局は 負けたと思うな!! オレも勝ったとは思わん!!
 将棋部への 復帰を賭けて もう一回やってやる!!」

角野君、大声ですごい勢いです

鳥山香「か・・・勝ったほうが リターンマッチ 挑んでる?」
成田「勢いで ごまかしている つもりらしい・・・」
内村「アホ?」

飛鳥田「それ・・・ ボクの出す条件で やってくれる?」
角野「お・・・おう もちろんだ」 “やったね!! やったね!! ごまかせた!!”
 
角野君、おどりながら大喜びです
このとき内村さんにとって、「角野」=「おどるアホ」の方程式が成り立ちました

<第26話>
(将棋部の正式顧問である、扇先生に呼び出された飛鳥田)
扇「あのさ・・・ いちおう顧問なんだけど 私!
 相談なく ほかの先生に 顧問頼むって どういうこと?」
飛鳥田「でも 扇先生 将棋教えられませんよね」
扇「それだけ?」
飛鳥田「はい」

飛鳥田君、全く平然としています すごいです

扇「断られて いい気味だわ!!」
飛鳥田「あの・・・ もう帰ってよろしいですかな?」

飛鳥田君、すごいです 大物の器を感じます

(角野とのリターンマッチ対策を考える飛鳥田)
飛鳥田“どうしよう・・・ 前回は 結局 長引いて 力負けしちゃった・・・
 かなり力の差があるんだよなぁ・・・  もしかして・・・ これなら・・・”

飛鳥田君、何か思いついたようです

<第27話>
女の子たち「とにかく今は 部長に任せるしか ないわね」

(成田が、角野を呼び出した)
成田「5月8日 空いてる?」
角野「デ・・・ デートのプランなら スケジュール 空けてやってもいいぞ あ」
(成田、角野の手帳を取り上げ、5月8日のところに『2年8組で対局』と書き込んだ)

角野「俺に勝たれたら 困るだろ? 飛鳥田が負ければ(部員数が足らないので)廃部だぞ?」
成田「暇つぶしだからね 将棋部は  でも これより楽しい暇つぶしが 見つかる前に
 廃部だと 退屈になるし  なにより・・・ あの部長は簡単には 引き下がらないからねぇ」
(自信ありげに微笑む成田、それに対し角野は逆に自分のほうがプレッシャーを感じた)

ここの2人の表情のアップの対比シーン、魅せます
さすがに成田さん、飛鳥田君を好きなだけあって、飛鳥田君に一目置いているようです

<第28話>
(5月8日、ついに対局の日がやってきた 対局を前に考え込む角野)
角野“飛鳥田を・・・ トロくさいやつだと 思ってた・・・
 それなのに 部の存続まで あと1人にこぎつけ 顧問も代える寸前まで・・・
 その間 オレは何してたっけ? この一ヶ月 オレは・・・?”

角野君、飛鳥田君と比べて何も成長していない自分に、あせりを感じているようです

角野“今日の対局・・・ オレが負ければ復帰して 将棋部は安泰・・・
 勝てばたぶん廃部  ワザと負けようかな・・・ いや 飛鳥田なんかに負けられねぇ!!
 いやしかし・・・  あーもう知るか!! どうせ盤の前じゃ 勝つことしか 考えないんだ
 それで 将棋部がなくなっても知るか!! むしろオレが潰したる!!”

(2年8組の教室に入った角野、待っていた飛鳥田たち 黙ったまま目を合わせた2人) 
いよいよ勝負のときがやってきました! (つづく)