2009.01.15
川上 猛六段 vs 中村亮介五段
第17期 銀河戦
本戦Bブロック 4回戦
川上 猛六段 vs 中村亮介五段
対局日: 2008年10月31日
解説:大島映二七段
聞き手:古河彩子女流二段
記録:上田初美女流二段
20年度の成績は、川上8勝11敗、亮介7勝10敗、2人の対戦成績は川上の1-0
先手川上の居飛車、後手亮介は角道止めずの四間飛車で穴熊
亮介が穴熊に入ったとたん、川上の▲3五歩の仕掛けが飛んできた!
こ、これは、両角成が受からず、いきなり技あり?と思いきや、そうではなかった
まだ以下の変化が難しいところだったのだ
しかし、局後亮介は「この仕掛けは知りませんでした」と
言っていて、実戦的に川上が優位に進めることになった
川上の▲2六飛、と浮いて飛車を活用した手が絶好手、これは本当に見事な構想だった
川上はっきり優勢、しかもどう進めるか選ぶ権利も川上にはある、という展開がずーっと続いた
解説の大島は「これは、どっちでも先手がいいですね、勝ちです」といった口調の解説、
自分は「この解説はあぶないぞ、どっちでもいい、という局面がそう長く続くわけは無い」と
思って見ていた 事実、驚愕の展開に!
亮介が△7七銀~△6六銀不成とした局面、大島は「これは後手はあきらめましたね」と
言っていたのだ、ところが!この後、後手玉は詰まず、なんと大逆転~!!
やっぱりいい、若手棋士がそう簡単にあきらめるわけがないもんね
△6六銀不成は、むしろ亮介は後手の勝ちになった、と思って指した手みたいだ
どっちが勝つか、という意味では、今期一番の面白さだった
穴熊・・・ やっぱり怖いねえ
本戦Bブロック 4回戦
川上 猛六段 vs 中村亮介五段
対局日: 2008年10月31日
解説:大島映二七段
聞き手:古河彩子女流二段
記録:上田初美女流二段
20年度の成績は、川上8勝11敗、亮介7勝10敗、2人の対戦成績は川上の1-0
先手川上の居飛車、後手亮介は角道止めずの四間飛車で穴熊
亮介が穴熊に入ったとたん、川上の▲3五歩の仕掛けが飛んできた!
こ、これは、両角成が受からず、いきなり技あり?と思いきや、そうではなかった
まだ以下の変化が難しいところだったのだ
しかし、局後亮介は「この仕掛けは知りませんでした」と
言っていて、実戦的に川上が優位に進めることになった
川上の▲2六飛、と浮いて飛車を活用した手が絶好手、これは本当に見事な構想だった
川上はっきり優勢、しかもどう進めるか選ぶ権利も川上にはある、という展開がずーっと続いた
解説の大島は「これは、どっちでも先手がいいですね、勝ちです」といった口調の解説、
自分は「この解説はあぶないぞ、どっちでもいい、という局面がそう長く続くわけは無い」と
思って見ていた 事実、驚愕の展開に!
亮介が△7七銀~△6六銀不成とした局面、大島は「これは後手はあきらめましたね」と
言っていたのだ、ところが!この後、後手玉は詰まず、なんと大逆転~!!
やっぱりいい、若手棋士がそう簡単にあきらめるわけがないもんね
△6六銀不成は、むしろ亮介は後手の勝ちになった、と思って指した手みたいだ
どっちが勝つか、という意味では、今期一番の面白さだった
穴熊・・・ やっぱり怖いねえ
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