藤井 猛九段vs佐々木 慎五段 3回戦
解説 鈴木大介

前記の銀河戦が大差だったので、口直しにもう一局見ることにした
だけど、あらああ、藤井、完敗かあ 残念・・・

先手藤井で、相振りになった 三間飛車+美濃囲いvs向かい飛車+居玉の戦い

中盤、飛車を十字飛車で使ったのがもう悪かったという感想だった
やっている最中は、先手が調子がいいと思って見ていたんだけどね
解説の大介も、十字飛車で先手がいいと言っていたが・・・
△4四角がうまい手渡しで、結果として飛車が捕獲されてしまった

後は△2七歩の垂らしが厳しく、後手の攻めを見るばかりとなってしまった
最後の▲7三香が△8二金とかわされて、空しかった
局後、藤井「冴えない将棋だった」

感想戦では、▲3五飛~▲3二角の打ち込む筋が見つかり、先手に勝つチャンスもあったのだった
藤井は「▲3二角が見えなかった」とのこと
後手玉は居玉なんで、寄せの感覚が難しかったね

うーん、A級棋士の藤井の貫禄勝ちを見たかったんだけど・・・
感想戦でも、聞いていると2人の実力は互角くらいか?と思わされた

中倉「相振りで強くなるにはどうしたらいいんでしょう?」
大介「部分部分で、手筋が多く使えるので、それを覚えるといいですよ、
ただし、手筋が決まったからといって、局面全体でどうなのか、は別なんです」

このとおりの内容だった
十字飛車に行ったのが結果として敗因か(藤井は▲3二角が見えていなかったので)

やっぱり、一手違いの熱戦が見たい 来週の康光vs金井に期待しようと思う