第17期 銀河戦
本戦Bブロック 5回戦
矢倉規広六段 vs 中村亮介五段
対局日: 2008年12月12日
解説:小林健二九段
聞き手:藤田 綾女流初段
記録:野田澤彩乃女流1級

土曜に放送された分
20年度の成績は、矢倉11勝11敗 亮介8勝12敗 2人の対戦成績は亮介の1-0

両者振り飛車党なので、相振りかと思いきや、
先手の矢倉が▲9六歩~▲9七角と後手の振り飛車をけん制、
序盤は不定形の乱戦模様になった

どうなることかと思ったが、駒組みが続き、局面が落ち着いてみると、
先手の石田流本組み模様vs後手は居飛車の急戦模様の対抗形になっていた
これには解説のコバケンさんも驚いていた

中盤、コバケンさんの予想手を上回る手が両者に多くでて、見ていて楽しい展開になった
やっぱり振り飛車vs居飛車の対抗形は、
見ていて何が起きているのか自分にもわかりやすいので、面白い
(特に、本局のように玉形が堅すぎない場合が好き)

長い熱戦になり、終盤はややお互いに乱れた手もあったようだが、
最後は詰むや詰まざるやになった これはいつ見ても、ドキドキする
これは将棋の醍醐味だね

結果は、後手玉が辛くも寄らなかった
中盤以降、やや後手が優勢だったから、亮介の逃げ切り勝ちと言えるだろう
コバケンさんの解説もなかなか良かったし、自分的に充分楽しめた一局だった

それにしても・・・ これだけ連日将棋を見ていて飽きない、
我ながら将棋観戦が好きだなあ(^^;