佐藤康光棋王vs森内俊之九段 準決勝
解説 青野照市

いよいよ準決勝第2局だ
というか、昨日見るつもりだったのだけど、昨日は自分は一日中、爆睡しておりました

先手康光で一手損角換わりに進む、と思いきや、康光の銀が▲2七銀と上がった
あれ?ひとマス間違えた?▲3七銀じゃないのか いやこれはもしや・・・
青野の解説がきた、やっぱりい、これは振り飛車から銀冠にするつもりだ
康光のムチャな序盤作戦キター
しかも、▲5六歩とつっぱるおまけつき

あらら、森内が△4四銀と出てきて、もうのっぴきならない局面に、
相居玉での力戦だ
青野「これは分類ではその他の戦型ですね」
「その他の戦型」キター

中盤のあたり、聞き手の中倉「佐藤NHK杯は、見ていて一番指して欲しい手をやってくれますね」
全く同意だった もうどんどん駒を前に前進させていく康光(^^;

今回の解説の青野さんの序~中盤の手の見え方はすごいと思った
理論的に局面を捕らえて、ビシビシ手を当てていた △5七桂成の空成りも当然のように当てるのか
青野さん、伊達に長くA級にいたわけではないね

しかし、森内のほうが自然に駒を動かしていればよかったのに対し、
康光のほうは銀捨ての特攻を仕掛けねばならぬことになった
森内は応対を間違えることなく、順調に駒得し、「鉄板流」の受けを見せた

結果的には、森内の快勝か
序盤ですぐ△4四銀から中央で動いていって、▲2七銀~▲5六歩を
見事にとがめた森内はさすがだった
作戦を趣向した康光のほうが、時間を使う展開になってしまった
これで康光と森内の対戦成績は30-27、ほぼ互角だね
決勝は羽生vs森内、永世名人対決だ

そういえば、自分は先日、棋王戦第3局の解説会に行ったとき、
康光の揮毫が書かれたプリント扇子をもらった
そこには、「駿足長阪」と書いてある
意味を調べると、以下のようだった↓

>揮毫(きごう)は、「駿足長阪」(しゅんそくちょうはん)。
>名馬は、険しく長い阪にあうと速く走って越えようとすることから、
>英傑や才能ある人物が自らの才を試す機会を待ち望む、といったたとえです。

これ、今回の趣向にピッタリだ 
康光さん、今こういう心境だから、森内相手に、▲2七銀~▲5六歩をやってみたかったんだろう
しかしムチャだな(^^;
今回は負けたけど、これからも意欲的な作戦、頼みます!

明日の関西会館での棋王戦、楽しみにしてます