タコ焼きは母が「食べる」と言ったんで、もうほとんどあげた
さて、仕切りなおしだ

畠山鎮さんは緑のスーツ、室田女流はうすーいピンクだか肌色系統のスーツだ
(色のボキャブラリーが少ないんで、色をどう表現していいかわかんないんです)

室田「お2人の対戦成績は、佐藤16勝、久保13勝です」
畠山「従来どおりの形になりました 角道を止めての四間はホント減りましたね
古い将棋になりました 昭和の将棋です」

畠山「棒銀をやるのは、最近では加藤一二三九段だけですね
加藤先生なら、△7五歩と仕掛けたところで昼食休憩でしょう、△7五歩でうな重です」
ここは自分は笑った 会場の人も笑っていた

少し戻って、後手が居飛車穴熊にする将棋もちょっとだけ雑談で触れていたのだが、
畠山さんの考えでは、居飛穴に対しては藤井システムはアマチュアの人にはオススメ、
とのことだった 先手の左銀をナナメに繰り出して、一気に攻める順を室田さんと解説していた
単純に居飛穴に潜ろうとする相手には、なるほど有効だろうと自分も思った

さらに雑談で、
室田「久保先生の将棋は目指したい」とのこと
畠山「この間のA級最終戦のBSの放送で、宮田君は背中がドーンと映ってましたね(笑)」
と言って、畠山さん、宮田君のマネして大盤に覆いかぶさった
ここは自分は笑った 会場の人も笑っていた

さて、先手から▲7五歩と取る作戦だが、これは昔からある定跡だそうだ
ただし、30~40年まえの定跡で、9筋を▲9六歩と突いてある形が前例があったかどうかまでは
わからない、との畠山さんの解説

▲9五角と飛び出す将棋になったわけだが、この後の△9四歩、ここの応手あたりがもう
この対局の最大の勝負どころだったようだ
終局後の久保さんの感想でも、「△9四歩は見えていたんですけど、▲5九角は利かされだし、
どうやったらいいのかわからない」とのことだった

一段落して見ると、久保さんのほうは銀を手放しており、歩切れだ
どうももうここからは久保さんにチャンスは来なかった印象だ
康光の指し回しがうまかったと言うしかないか
先手は▲2六角成と馬を作ったわけだけど、この馬を働かせるのに、
2手もかけて位置を変えなければならなかった

8筋を強引に突破した康光、どうもここのあたりから、康光有利になってきた

畠山「昔だったら、米長先生あたりに若手が優勢な局面になっても、米長『俺を相手に
簡単に勝てると思っているのか』と米長先生が言って、そこから逆転、ということが
実際にあったんですけど、今の羽生世代以降の人は、もう淡々と盤面だけ見てきますからね」

畠山「佐藤さん、5筋の歩は重いと思えたんですけど、△9九角とセットでよく利いてますね
しかし、こんなところであきらめていたら、三段リーグは抜けられませんよ」

こう言って畠山さん、なんとか久保さんの逆転の筋をずっと探してきたのだけど、
局面は差がつくばかりで逆転の筋は見つからない
それどころか、一方的に差は開くばかりだ

最後は、久保玉は香2枚で上から直射をされており、横からも迫られている
大駒は久保が全部持っているが、全然使い道がない 佐藤陣は鉄板だ
どう見ても大差・・・ そして久保投了となった あちゃー

畠山「久保さんはここの道場出身ですけど、力が入ってしまいましたかね
この将棋はお互いにやりたい事をやった、という感じでした
前例がないことをやらないと、こんな上まで勝ち上がってこれない、
定跡に頼っているだけではタイトル戦には出れませんのでね」とのことだった

局後、大盤で康光さんと久保さんが降りてきた
康光さんは青の和服、久保さんは灰色の和服だ
2人で検討してくれたが、難しくて自分にはほとんどわからなかった うう
7~8人のプロのカメラマンが写真をバシャバシャ取っていた

まあこんなとこか 内容はもう仕方ないとしても、解説会の時間が短かったのは残念だった