第17期 銀河戦
本戦Eブロック 7回戦
脇 謙二八段 vs 豊島将之四段
対局日: 2009年1月27日
解説:増田裕司五段
聞き手:久津知子女流初段
記録:井道千尋女流初段

20年度成績は、豊島18勝10敗 脇11勝10敗 2人は初手合い

18歳の豊島と、48歳の脇の対決 
注目の豊島登場、脇さんは切られ役か、と思っていたら、とんでもなかった

先手豊島で相振りに進む 相三間飛車の持久戦で、豊島は矢倉、脇は穴熊

脇が1筋から攻めようとしたとき、豊島が8筋の歩を突き捨てた、
何をやるのか、と思いきや、意外な一手、ふわっと出た▲3五銀
これは・・・後手の2四の歩を取るだけのねらいだが、見れば見るほど受けにくいと思われた
もう豊島有利なのか?

長考の末、脇の出した答えは・・・△同飛の飛車切り!
このときの脇さんの手つき、すごかった バシッッッ!!!
「谷川2世かなんだか知らんが、俺を倒せるもんなら倒して見ろおおおおお!!」
こんな脇さんの声が聞こえてきそうだった

豊島の攻め駒を攻めた脇、△9八角と離して打ち、△8七角成としたのも気がつきにくい手、
その後の寄せも間違わずに、豊島を力でねじふせた!
脇さんの指し手、迫力があったわ これがベテランの力!
解説の増田も、「脇さんの会心譜でした」と言っていた

脇さん、やったぜ!!将来の名人候補に、一発かましたね!!
この日の脇さん、気合い入りまくり、手つきと考える姿勢から伝わってきた
やっぱり気合いも大事だね オーラを感じたよ

こりゃあ面白かったわ 今期の銀河戦、もう豊島の将棋が見れなくなったのは残念だけど、
この負け方なら仕方がない 豊島が切られ役を見事に演じてくれた(^^;
豊島、銀河戦は前期6連勝したが、今期は2連勝でストップさせられた

将棋は技術だけじゃない、人間どうしの勝負である以上、気迫も勝負のうち、だね
見終わった後、こっちまで元気が出た
脇さん、次でも気迫たっぷりで駒音高く指す将棋を見せてください!