<第47話>
(部活の場である教室に、ウマヅラが来た)
ウマヅラ「へへへぇー 将棋部っていったら ムッサイ男ばっかと思ったら 女の子だらけ
 しかもみんな可愛い 入部してよかったぁ~」
鳥山香“なんだろ コレ?”
内村“でっかーい 汗くさーい”
成田“入部?”
ウマヅラ「あ オレ 馬島(まじま)!2年生! じゃあオレの歓迎会に カラオケでもいこうよ!!」
 
ウマヅラは、馬島という名前のようです 名前までついているってことは、
もうこの子が物語に大きく関与してくることは間違いないようです・・・

飛鳥田「馬島くん とりあえず 一局指そうよ」
馬島「やだ」

将棋部に自らきて、将棋を指したくないとは、これはいったい?

馬島「だってオレ 将棋ってネットでしか やったことねぇもん  人とはやったこと ねぇもん
 って童貞野郎(チェリーボーイ)みたいだな!! ゲハハハハハ!!」

馬島君、品性もないようです・・・

角野「こいつ ホントに 西風名人か?」
飛鳥田「県大会 出てくれるつもり あるんでしょ?」
(馬島、女子を指差して)
馬島「この子たち出るんでしょ? 出る出る ヤル気満々」
飛鳥田「じゃあ マナーくらい 覚えてくれないとね スポーツだってルール覚えるでしょ」
(飛鳥田、座って駒を並べ始めた)
馬島「あんた・・・ 妙に押しが 強いね」

馬島君もつられて座って、対局開始です
飛鳥田君、なんだかんだいって、ちゃんと部長ですね 案外頼りになります

飛鳥田「お願いします」
馬島「おっしゃす」
飛鳥田「あ 礼をして」

馬島「ウリャ!!」 ビチッ
鳥山香“ひどい手つき・・・”
飛鳥田“手つきより 気になることが・・・ 弱い!! おかしい!?
 あのときの手応えと まるで違う!? 本当に西風名人?”

馬島君のとりえは、強いことのはずですが・・・?

馬島「ちょっと・・・ 便所」
(馬島が席を離れ、教室を出て行った)
鳥山香「なにぃ アレに負けたの あのウマに!?」
内村「やだかんね!! あんなの やだかんね!!」
角野「なんだなんだ みんなオレのせいかよ?」

鳥山さん、早くもウマ呼ばわりです 内村さんに至っては、全否定です

(馬島が戻ってきた)
馬島「ども」 ベシャ
飛鳥田“ムッ 突然 超強気な手で・・・! し・・・しかし 差をつめられるほどでは ないけど・・・”
馬島「・・・・・・ ちょっと便所」
(馬島、また出て行った)
角野「あいつ 本当に西風名人か? 観戦してただけのやつと 違うか?」
飛鳥田「さ・・・ さあ」

(馬島、戻ってきて指した) ベチョオ
飛鳥田“ま・・・ また強手!? 戻るたびに強手! いったいどうなってんの?
 トイレでドーピングでも してんのかな?”
角野“こいつ 何者ン・・・!?”

<第48話>
『西風名人と 名乗った馬島 苦しくなるとトイレに立ち 
 戻ってきては強手で挽回という 変な棋風だった』

馬島「便所」

馬島君、またトイレです いくらなんでも、回数が多すぎです

(不審に思った内村が、あとをつけた)
内村「・・・あ!」
馬島「んーと 銀があって 飛車で」 ピコピコ ♪ピコ
内村「ゲーム機? 将棋ゲーム? さ・・・ さてはそれで」

謎の棋風の正体は、ゲーム機でのソフト指しでした!

馬島「あ・・・ いや これは・・・」
内村「ひど!」
馬島「あ ワケを聞けよ」
(馬島が内村の手をつかんだ)
内村「放して!!」 
ドッ!
(内村が巨大な体にぶつかった)
ぬううっ

巨大な武藤先生が、満を持して登場です!その体はいつにもましてデカイです!

内村「先生!!」
馬島「ひっ?」

(教室にて)
馬島「悪かった 謝る カンニングしました」
角野「卑怯なヤッちゃな それで大会に 出るつもりだったんか?」
馬島「おいおい ゲーム機に負けたのは誰だよ」
角野「う」
馬島「オレは いい道具を 使っただけだぜ F1でもなんでも 機械の性能大切だろ?
 世界中の誰もが コンピュータに勝てなくなる日が来る!!
 先取りして何が悪い!! ゲーム機にも勝てねぇくせに 偉そうに言うなっ!!」
角野「うう ごめんなさい・・・ って何でオレが」 

角野君は、携帯ゲーム機に負けてしまったようです
今の携帯ゲーム機って、そんなに強いんですかね?

(じっとやりとりを見ていた武藤先生、馬島の目の前にゲーム機を置き、手招きした)
飛鳥田「武藤先生が 対局してみるみたいだよ そのゲーム機と」
馬島「コレ(ゲーム機)が勝ったら オレが武藤先生に 勝ったって思っていいの?」
武藤“コクン”

(武藤先生とゲーム機の戦いが始まった)
馬島“うなずいたこと 後悔させてやる”
ピシィッ ベチャ

鳥山香「人はコンピュータに 勝てないんですか?」
飛鳥田「ンー 将棋は難しいって いっても 手順は有限だから いずれは・・・」
鳥山香「じゃあ 先生は?」
飛鳥田「将棋は 人と人とのゲームだし それに この程度じゃ
 武藤先生の相手に ならないよ」

馬島“う・・・ なに コイツ 強・・・ う・・・!”
武藤 ズン!  

さすが武藤先生強いです、ゲーム機を一刀両断しました!(つづく)