めずらしい角頭歩戦法のアマ強豪の一局を紹介します
先週の土曜にスカパーで放送されたものです
学生代表の東大と、社会人代表のリコーの対戦
7人同士の団体戦の中の一局
(ちなみに結果は5勝2敗で東大の優勝)

コメントは屋敷九段のものです
屋敷「いっしょに解説した阿久津さんは、かなり興味をもっていました」とのこと

ファイル名:角頭歩戦法 東大vsリコー 団体戦.kif
開始日時:2009/02/21
持ち時間:各75分 切れ1分
棋戦:第21回アマ団体日本選手権
戦型:角頭歩戦法
場所:大田区リコー大森会館
先手:東大(五将)谷崎さん
後手:リコー(五将)馬上さん

▲9六歩
*谷崎「大舞台なので、ギャラリーを意識して面白い将棋を指したい」
*馬上「相手にとって不足なしです」
*
*この初手にはびっくりしました 解説場は大騒ぎでした
△3四歩 ▲8六歩
*たまげましたね 失礼ながら、初心者の手かと思っちゃいました(笑)
△8四歩 ▲7六歩
*「角頭歩戦法」と言いまして、一時期米長先生が指していました
△8五歩
*後手が挑発にのる、思い切った手です
*先手の研究にハマる可能性がありますからね
*穏やかに、△6二銀や△4四歩もありました
▲同 歩 △同 飛
*先手の谷崎さんも、この変化を一番研究しているはずですからね
▲2二角成 △同 銀 ▲7七桂 △8七飛成
*ここは△8九飛成もあるところです
▲8八飛
*すさまじい戦いですね
△8六歩
*△同竜の飛車交換もありました
▲8七飛 △同歩成
*後手がうまくやったようなんですが・・・
▲6五桂
*次にすぐ▲5三桂不成は、△8六角があります
△8九飛
*この手で△8五飛は、▲7五角がピッタリです
*△8五飛▲7五角△7四歩▲5三角成△6五飛は、▲4三馬で先手良しです
▲8四飛
*初手の▲9六歩が活きて、王手飛車がないんです
*以下△7二銀には▲8三歩です
*後手は歩切れが痛いですね
△7七角 ▲4八玉 △8八と
*△7八とは、▲8九飛があります
▲8一飛成 △7九と ▲8九龍 △同 と
*と金が離れたのは後手つらいですね
▲5三桂不成
*桂の三段ジャンプが成功しましたね
*もう後手は受けが難しいです
△4四角成
*催促しましたね
▲6一桂成 △同 玉 ▲5八金左
*落ち着いた一手です
△9九と ▲8一飛
*これが厳しい手になりました 先手は玉が堅いですし、攻めも続きます この後も激しい順が続きましたが、79手で谷崎さんの快勝となりました
*(局後)馬上「完敗でした 相手の研究かと思ったんですけど、踏み込みました」
*谷崎「秘策がすごくうまくいって、快勝できたんで、すごくうれしかったです」
まで33手で中断