矢倉規広六段vs阿部 隆八段  NHK杯 1回戦
解説 畠山 鎮

2人の棋風について、畠山「阿部は本筋で自分の信念重視、
対照的に矢倉は勝負カン重視」とのこと

先手阿部で、相振り模様の序盤から、お互いに馬を作りあう大乱戦になった
自分は矢倉のほうがちょっといいのかと思ってみていたら、なんと千日手にいいい
結果的に、これを千日手にしたのはまずかったんじゃないかなあ
矢倉のほうが、金銀を盛り上がって押さえ込んでいたので、なんとかしたかった
△4四飛と浮いて、千日手を避けることはできなかったんだろうか

千日手指し直し局、先手矢倉で相振りになった 
矢倉の▲向かい飛車+金無双vs阿部の△三間飛車+穴熊だ
阿部は一目散にクマった もうこれが勝因と言っていいんじゃないだろうか

△6四歩からの意外な仕掛けで、戦いが始まった
中盤、形勢は難しいのかと思われたが、
駒がさばけてからの終盤は「穴熊の暴力」を見るばかりとなった
阿部陣は鉄壁だ 自陣を全然見なくていいというのは、楽だね
阿部が強いのか、穴熊が強いのか・・・
先週の高橋vs豊島に続き、どうも、早指しで穴熊に勝つイメージができない

矢倉のほうには、さしたるチャンスも来なかった印象だ 
金無双の2八の銀がモロにマイナスになった
しかし、今もう一度見返してみると、95手目は馬を逃げずに、2段目に飛車を下ろして
勝負したかったところと思う でもあそこでは矢倉は気持ちでもう負けていたね

解説の畠山さんは、時間が短い将棋での指し方を色々言っていた
「方針を決める」「手をわかりやすくする」等だ
この間、畠山さんの解説会にいったときも、「急戦矢倉はアマの大会では効果的」と
言っていた とにかく攻め筋がわかりやすいことと、短手数で終わりやすいので、
一日で何局もある場合は疲れないのでいい、とのことだった 
こういう戦略って、やっぱりあるよね 人と人との戦いだもんね

幸か不幸か、今週は矢内はそれほど気にならなかった(^^;