久保さん、相変わらず「なので」というフレーズを連発していた
自分は初めのほう、「正」の字を書いて、何回言ったか回数を数えていたが、
開始10分くらいで4回まで数えたところで、これは数えていたらキリが無い、
と思ってやめた

(雑談で、羽生の強さの話になって)
お客「久保先生は、羽生さんとの対戦成績はどうですか」
久保「いやあ、負けすぎていてちょっと覚えてません(^^; 
僕は負けた将棋は反省だけして、忘れることにしてます」

(郷田が残り時間2分くらいに切迫して)
お客「郷田さんは終盤に時間を残そうとは思わないんですかね」
久保「郷田さんは、その局面での最善を常に指したいタイプなんです、100点の手をいつも目指す、 というね」
お客「終盤で1分将棋になっても、自信があるということですか」
久保「あ、それはもちろん自信があるはずです」
お客「久保先生はどっちのタイプですか」
久保「僕は終盤に時間を残しておきたいタイプですかね 94点でもいいか、という(^^;」

久保「昨年度は、後手が先手の勝率を上回りましたね
原因として、後手は待つ人が多くなった、先手が攻めてきたところを反撃している、だから後手が勝っているんです 一手損角換わりは、後手は攻撃するフリだけするんです そういう戦法です 今後の傾向は、僕は個人的には、やっぱり先手が勝ちそうな気がします」

久保「将棋は性質上、先手必勝か、後手必勝か、引き分けか、答えがあるそうですね その結論は、若干知りたくないな、と思います」

久保さんがさすがだったのは、駒を何回もいっぱい動かしたにも関わらず、駒を元の局面にサッと戻していたところだ 持ち駒も間違えていなかった
第2局で福崎さんが、歩の数を3枚も間違えていたのとは違うね(^^;

さて、自分はひとつ、やりたいことがあったのだ
久保さんに、「タイトル獲得おめでとうございます!」と言って、
会場のみんなと拍手したかったのだ これをぜひやりたかった
最初の久保さん登場のときには、タイミングがつかめず、できなかった
もう一回チャンスがあった
久保さんが「みなさんは、羽生、郷田、どちらのファンですか」と聞いたときだ
会場の客から、「久保先生」という声も聞こえたが、このときもチャンスだった
しかしこのチャンスも逃してしまった

次の一手クイズを出して、これから20分の休憩、というとき、これがもう最後のチャンスだと思った
いったん会場を出ようとする久保さんに、思い切って言った
私「久保先生、棋王獲得、おめでとうございます!」
久保「あ、ありがとうございます(^^)」
お客「パチパチパチパチ!」
会場から拍手が!やったね!
私「升田賞獲得もおめでとうございます!」
お客「パチパチパチパチ!」
久保「色々賞をいただきまして(^^;」

いやー、言えてよかった このタイミングがやっぱり最後のチャンスだったね
解説会の終了後は、熱戦の後が残っていて、言う空気じゃなかったからね
こういうの、客の中で誰かが音頭を取らないとね もう自分の役目か、と思った(^^;

しかし、ひとつだけ質問し損ねたところがあった 郷田が▲7八玉、としたところだ
各種報道によると、ここが最大のポイントだった、ということだ
「ここで玉を逃げずに合駒ならどうだったんですか」と、よっぽど聞こうかと思ったのだ
しかし、自分ばっかり発言することになってしまうので、聞けなかった
自分はすでに4~5回発言していたからね
ここ、ちょうど棋譜の入り具合の関係で、解説がサッと行っちゃったんだよね
他のお客さん、いっぱい居るんだから、フォロー頼むよ(^^;

なんにしても、久保さんには振り飛車党のタイトルホルダーとして、活躍してほしい(^^)