コバケン「郷田の△3三銀っていうのが良い手でしたねー
また後手番が勝ちました!これ、3勝3敗になったら、第7局は、お互いどうしても後手番が欲しいでしょうね」
お客「(笑)」

これで解説会が終わった
ああー、今回も難しかったよ でも、自分も郷田の△3三銀が勝因と思う
△4七香と打って、羽生がそれに対応して▲5八金と香に当てた瞬間の△3三銀!
これは全っ然見えなかった コバケン先生も全く考えもつかなかった手だ
この△4七香と△3三銀の組み合わせが絶妙で、これを指されて、
もう羽生はこの一局はあきらめたんじゃないか、自分にはそう思えた

PM6時、解説会開始 お客ははじめ20人くらいだったが、すぐに増え、50人近くなった
小林健二九段が登場だ(以下、コバケン 敬称略(^^;)
コバケン先生、散髪をして短い髪の毛で、さっぱり清潔感があります

コバケン「みなさん、今日は大変な時期にも関わらず、よく来てくださいました」
新型インフルエンザですね、電車の中ではマスクしている人が過半数でした

コバケン「ここまで羽生の2勝1敗ですけど、内容では郷田の2勝1敗でもおかしくなかったです
ここまで3局、全部後手番が勝っているんです
昨年度の統計では、後手の勝率が先手を上回りましたしね
後手番の作戦の幅が広がったんです、どうしたら先手の得が活きるか、が今問われています」

コバケン「郷田さんは、三段の頃から強かったんですよ 
20年くらい前、僕が当時A級で、中村修王将、塚田王座、この3人で研究会をやってたんですが、3人じゃ少ない、もうひとり誰か、というとき、中村さんと塚田さんが郷田三段を誘ってきたんですよ それで、リーグ戦とかをやってたら、一番勝ったのが郷田三段でした(^^;」

コバケン「さあ、羽生さんが先手で▲2六歩からはじまりました この後手の△8五飛っていうのは、ほとんど見たことが無いです 9割9分△8四飛です 前例がもうほぼないです いろんなプロが見てもわからない、プロもわかりませんから、今日はいっしょにみなさんと楽しめると思いますよ」
はたして楽しめるかな、だってこの2人の対局、難しいもんね(^^;
(その2に続く)