糸谷哲郎五段vs中田 功七段  NHK杯  1回戦
解説 阿部 隆

ありゃあ~、コーヤン、作戦勝ちだったのに、圧敗してしまった
▲7五桂の対応を1手間違えただけなのに、サンドバッグ状態になってしまった

解説の阿部「糸谷は定跡形ではなく、力戦を好む、その場で考える珍しいタイプ
 コーヤンは軽いサバキ、終盤の切れ味が身上」
糸谷20歳、コーヤン41歳だ

先手糸谷で▲居飛車穴熊vs△コーヤン流三間飛車
序盤、糸谷は「工夫しようと思った」と言っていたが、
角が何度も上下往復しているだけになってしまい、手損がひどい
コーヤンの作戦勝ちになった
コーヤン「序盤はやりたいことが全部できた」
三間飛車の快勝譜が見れそうだったのだが・・・

一気に攻め合ってもよし、受けにまわってもよし、というところで
コーヤンは攻め合いを選んだ
問題の▲7五桂を打たれたとき、考慮時間の残りは、糸谷は9回、コーヤンは4回
コーヤンは1回使っただけで、△7三金と逃げたけど、これがもう敗着となった
ああー、やっぱり穴熊は怖い・・・
あとはもう糸谷のやりたい放題だった
美濃囲いに対しての▲6二歩~▲4四角~▲7一飛車成のいわゆる「雷落とし(かみなりおとし)」
の攻め筋がモロに入った こういうのもめずらしい

飛車取りの角打ちだったけど、飛車を取るのでなく、
守りの金を助けた▲6六金が決め手で勝負ありか
飛車取りに目がいってるんじゃだめなんだね(^^;

阿部「糸谷の独壇場でした」
矢内「直線的な攻めがヒットしましたね」
結果的に、糸谷は考慮時間を5回残しての勝ち
コーヤン、序盤で作戦がうまくいっていただけに、悲しい大差負けとなった

でも、感想戦が30分以上あったのにもかかわらず、自分は飽きることなく見れた
お互いがよくしゃべってくれたからね
▲7五桂の前にも、お互いにすごいたくさんの変化を読んでいたことがよくわかった
どれもコーヤンが勝ちそうな変化が多かったんだけどね 
大差になってしまい、残念だ

<今週のやっぴー>
阿部のギャグに笑っていたけど、いまいち阿部のギャグが聞き取れなかった度 ★★★★
白のスーツに胸元の赤いブラウスが映えていた 服装A