変化順の解説で、
山崎「ここで谷川先生が後手を寄せる順を指摘していましたよ こんな順はどうですか、と谷川先生はサラッと言うんですけどね それがすごい筋なんです この中で、どう谷川先生がどういう順で寄せたか、分かる人いますかね? 谷川先生と同じ感性をもっているとすればわかるでしょうけど・・・ まあいるわけないんですけど(^^;」
お客から色々な発言が出て、不正解が続いたあと、
お客の一人「▲7三桂やろ」
山崎「おお!正解!」
このお客はすごいね 敵陣のタダのところにいきなり桂馬を打つ順を指摘、正解していた
ただ、そのあとの読みまではさすがにできていなかったけどね

郷田の△9四桂で、次の一手クイズになった
山崎「この△9四桂は、控え室の脇さんによると、どう見ても悪手」とのこと
山崎さんは候補手を4つ出したが、その中で後手の馬筋を遮断する▲4六歩が正解だった
自分もこの手がどうみても最善と思った 当たった(^^)
というか、正解者は60人もいたわけだが(笑)

景品は12名に当たり、先に名前を呼ばれた人から好きな景品を選んでいく、というものだった
扇子と本があったが、2番目くらいの人が山崎さんの本をもらっていき、
山崎「僕の本をもらってくれてうれしいです、これが残ったらさびしいな~、と(^^;」

さて、山崎さんの解説の特徴として、お客から質問のあった変化全部に
駒を動かしながら答えていた これは親切とも言える ただ、一長一短な気がした
変化順と、本譜の区別がつきにくかった 口調も同じトーンで解説するので、今回はあまり本譜の順を正しく把握できなかった
それはちょっと残念だった

お客の中に一人、すごい子供がいた(まあ以前からいた、よく発言する子だが)
その子、今回はもう冴えまくり、ビシビシ手を指摘しまくっていた
あるときには山崎プロvs子供、の図式になり、子供の指摘した攻め筋に対し、山崎が受ける、という攻防がかなり続いた局面があった
そして、その子供の指摘した攻め筋を山崎は完全には受け切れず、結局有力だったというから恐ろしい
(実は、この子供、小学校4年にして、この前の子供名人戦の大阪代表になった子だ
徳田君という柔道が好きな子が優勝していたが、その徳田君にベスト16で負けていた)

山崎さんも、この子とは指したことがあるとのことで、知っているのだそうだ
あまりにその子が正確な手を何度も指摘するので、
山崎「たまには悪手も言っていいんだよ(^^;」というほどだった

最後の角捨てからの詰み筋も指摘、角はひとつ離して打ったほうが得だったので、
山崎「羽生先生に教えてあげてください(^^;」と、もうこの子、手がつけられなかったね
マジで、強いわ

さて、今回の将棋の内容だが、
山崎「序盤の駒組みは羽生が堂々と組み上げ有利に、中盤、少し攻め急いで難しくしたものの、終盤はギリギリを見切って攻め合いで勝ったという、羽生のいい将棋でした 郷田としても、悪いところからよく粘ったので、内容としては悪くない」とのことだった

終盤の詰むか詰まないか、はハラハラした 
かなり長手数の読みが必要な最終盤だったと思う しかし、そこは羽生、逃しはしなかった 
羽生が勝っているはずだったので、この詰みを逃していたら、ショックだっただろう
自分は羽生を応援していたからね
羽生を応援していた理由は、第7局の井上先生の解説会に行きたかったからだが(^^;
終盤の郷田の、取れる飛車を取らずに桂跳ねの勝負手、あれはさすがだった 魅せたね

でも、やっぱりちょっと、山崎さんは変化順の検討をいっぱいしたため、本譜の進行がわかりにくいところが残った 
BSの放送などでちゃんと確認しようと思う (終わり)