第17期 銀河戦
本戦Eブロック 10回戦
久保利明棋王 vs 阿久津主税七段
対局日: 2009年4月21日
解説:森 ケイ二九段
聞き手:伊藤明日香女流初段
記録:野田澤彩乃女流1級

20年度の成績は、久保49勝24敗、阿久津35勝15敗 2人の対戦成績は阿久津の5-1

解説の森けい二「久保は軽いサバキを得意とする、サバけると強い
 阿久津は天才型、これからもっと活躍するはず」

先手久保で3手目▲7五歩戦法、対して阿久津は4手目に△1四歩と突いた
感想戦で阿久津いわく、「これは、もし▲1六歩と受ければ、相振りにして後手から端攻めが
 ある分だけ後手有利」とのことだ

久保は端を受けずに三間に飛車を振ったのだが、なんと阿久津は△1五歩、とまた伸ばした!
感想戦で阿久津「前に何回かやった経験がある」
久保も「やられたことがある」とのことだった
森けいニは「端を2手も伸ばされると、カチンとくるんですよ」

久保は玉を▲4八玉、とひとつ上がり、あとは持久戦にならないようにすべく、
久保が7筋から猛攻を仕掛け、それを阿久津が受けるという図式になった
久保が序盤早々に▲7七桂、と跳んだ瞬間、
森けいニ「うわー すごいな!そんな手があるんですか」と、びっくりしていた
見ていた自分もびっくりだ もうアマチュア将棋みたい(^^;
この桂は次に6五か8五、どちらかに必ず跳べるのだった

しかし、さすがにプロ同士、
「ここは・・・ いかにも後手がつぶれそうだが ずっと先まで読むと・・・
 かなりキワドイ気がする」
「この一局・・・ 荒れた将棋に見えるが 案外奥が深い」という表現が当てはまった

結果、久保の攻めが続き、久保の勝ち
しかし、感想戦で振り返ってみると、阿久津としては途中から攻め合ったのが悪く、
受けに徹して桂を受け駒に投入していれば、むしろ阿久津が有望だったのでは、ということだった
久保のほうとしても、角交換をしに行ったのは強引で、いったん飛車を浮いておくのが本筋だった、
とのこと

さて、この一局、解説が森けい二だったわけだが、どうも形勢判断や手の見え方が
大ざっぱだった もっと解説が詳細だったら・・・
これが替わりに木村一基の解説だったら、見ていてどんなに面白かったかな~、
と思わざるを得なかった
聞き手の伊藤明日香は、よく発言するわりに、棋力の低さを感じさせる質問が多かった・・・
というか、胸がデケーよ!とツッコまずにはいられないデカさだった
だって、横から見たときに、胸のデカさをさらに引き出すような服を着ているんだもん(^^;

久保の陣形が平べったい形だったから、伊藤明日香が胸のデカさでつり合いを保っていたのかな?
もう何言ってるんだか自分でもよくわかんないけど・・・
ともあれ、こういう金銀が全く動かない平べた将棋、久保の得意形だね
飛車、角、桂だけで乱戦にもっていく戦法、将棋の可能性を広げる指し方で、とても面白い