<第58話>
(お城将棋の大会の翌日、放課後の教室で)
クラスメイトたち「帰り マック寄ろうぜ」 「掃除当番 誰だっけ?」 「体育祭のスタッフを」
クラスメイトの女子A「飛鳥田くん 部活?」
飛鳥田「うん」
クラスメイトの女子B「頑張ってね」

クラスメイトの女子A「なんか・・・ 飛鳥田くんて 将棋部の部長になってから
 一層 名ばかり管理職っぽく なってない?」
クラスメイトの女子B「うん あのまま 赤ちょうちん 行きそう・・・」

ここのシーン、飛鳥田君はそれほど忙しいというわけでもないので、「名ばかり管理職」というより、
「窓際族」というところでしょうか 名ばかり管理職なら、赤ちょうちん(一杯、酒場で飲むこと)に
行っているヒマはないはずですからね

飛鳥田“県大会の一週間前に・・・ ムリしてお城の将棋大会 出ないほうがよかったかなぁ・・・
 いや 収穫もあった・・・ 特に女子・・・”

(以下、回想シーン)
内村「勝つと 気持ちいい~っ!!」
鳥山香「でも 負けてもね」
内村「そうそう 全力出し切るなら それもいいかな 早く県大会こないかな あと全国大会」
飛鳥田“県大会を抜けなきゃ 全国はないけどね・・・(^^; 
 よかった・・・ 実戦を楽しんでくれてる・・・ 本当によかった・・・
 成田さんとも ケンカしてないし・・・”

このお城将棋に参加を企画した飛鳥田くん、女子は楽しんでくれて、企画者冥利に尽きますね
成田さんと鳥山さんは、冷戦状態なのがデフォルトでしたもんね

飛鳥田“気が付かなかったけど 不安だったんだなぁ いろいろと・・・”

『出会いも会った・・・』
飛鳥田“番さん 須藤アマ女流名人を破って優勝 小さな地方大会とはいえ
 アマトップを破った高校生!! 鮮烈なデビューだ!!”

北川女流プロ「武藤くん 久しぶり!! 体 よくなった?!
 え?! 番さん ウチのダンナの 道場に通ってるの?」
番「え?! 北川先生と武藤先生って お知り合いなんですか?」

ここで、人脈の整理です
武藤先生は、8年前、沢村、福岡、武藤という3人のメンバーで、高校団体戦日本一になりました
そのときのメンバーの一人、福岡という人が、北川女流プロのダンナなんですね
福岡さんは、第35話に出てきていて、奨励会を二段までいってやめてますね
その福岡さんがやっている道場が、棋円館という道場で、そこに番さんは通っているわけです
番さんのことを、須藤アマ女流名人は事前に知っていたから、「北川先生のダンナが指導した弟子の
おかげでこの大会は苦労しそう」と言っていたんですね

北川「番さんの学校 将棋部ないの? だったら平日は武藤くんの学校行ったら?
 近いでしょ? 武藤くんは少なくとも 学生時代は 福岡より強かったわよ」
番「え・・・」
角野「そりゃいい 大歓迎!! ムホホホッ」
(両手を広げた角野)
番「い・・・ いいんですか? その手はちょっと・・・(^^;」
飛鳥田たち“下心 丸出し”

『そして男子決勝』
お客たち「決勝が2人とも 高校生だって?」 「大会初だってな」 「どこの高校?」
 「鷹洋」 「おお名門だよ!!」

(決勝は、美形vs長髪で眼鏡の対決になっていた)
バババン バシ ババン
(駒を叩きつける音と、時計を叩く音が鳴り響く)
バシシ ビシ ガ バチ 
バババ ババババ

このシーン、2人がヒトコマで10手くらいずつ指していて、ものすごい迫力です

ビシ バチッ ダダ
角野「ホントは 憎しみあってるんじゃねぇの」

(回想シーンから、元にもどる)
飛鳥田“あれが全国レベルかぁ・・・ 1年の時 ロクに大会に出ていない僕には ショックだった・・・
 将棋の内容ではなく 闘争心の激しさに ひるんだ・・・
 あんな激しい心に どう立ち向かえばいいのか・・・”

飛鳥田“全国大会出場なんて目標 作らなければよかった・・・ でも・・・
 その目標に みんなが集まったんだ!! ボクが自分で自分の目標を 裏切っちゃいけない”

飛鳥田「あの・・・ 馬島くん」
馬島「う・・・」

お城将棋大会は、色々な収穫を得て終わりました
さて、問題の人物、馬島君に対して、飛鳥田君はどういう行動に出るのでしょうか?(つづく)