マガジンを買って読んだ。すごく面白かった。マンガっていうメディアで表現されているのが新鮮。
「プログラミング」とは何か?それは「説明」だったんだね。「コンピュータに将棋とは何かを説明すること」だったんだ。なるほどねえ。

山本さんは、生きがいが見つかって、良かったね。
今回の読み切りマンガは大成功と思う。

どの雑誌でもいいので、こんどは逆に、プロ棋士側から見たマンガを読みたい。できれば、たっぷりと、半年ぐらいの連載で(笑)
電王戦、そして冤罪事件まで色々あって、ネタには困らないと思うんで(^^;
序、中盤、平凡だなと思っていたんだけど、終盤、両者が魅せてくれたね。
ハッシーが相当追い込んで、攻めまくったんだけど、和俊が一瞬の詰み筋を見逃さず、長手数詰めに打ち取った。
あれだけ長い間、攻めまくられていたのだから、並の人間なら、もうどう受けるかしか考えないところだと思うのに、和俊は詰みを狙っていた。
和俊、実に素晴らしい。C2の棋士とは思えない。私は満足だった。

でも去年までのように、NHK杯の感想を書く気が起きない。
もうNHK杯の感想を書くのは、今後は無理かもしれない。
でもとりあえず、NHK杯を観たいという気になってきた。観ないことには話にならないから。
だいぶ回復してきてはいる。来週の女流枠決定戦も楽しみだ。
そして4月1日の電王戦を楽しみに待っている。
人工知能の核心 羽生善治・NHKスペシャル取材班 著 
780円+税 2017年3月10日 第1刷発行
評価 C コンセプト<羽生3冠が人工知能について解説してくれる>

棋書レビューです。
本の内容は、羽生さんが池上彰さんのごとく人工知能について解説してくれています。
本についている帯に、「人間にしかできないことは何か」 「羽生善治が、人工知能に向き合った!」とでっかく書いてあります。

タイトルが「人工知能の核心」だし、帯がそういうことを書いているから、私は「羽生さんが、やっと将棋ソフトと戦うことを決心したのか!?」と思ってしまいました。
しかし本文に、そんな記述は見当たりませんでした。
羽生さんの解説で「人工知能のこういう技術は、例えば、将棋ソフトにはこういう具合で使われている」という記述が多くでてきます。
だけど、なんで羽生さんは将棋ソフトと対戦してくれないのか。せっかく人工知能の話をしていても、説得力に欠けます。

「プロ棋士が人工知能に向き合った」と言うなら、どう考えても対戦は避けられないでしょう。
それを避けているから、どうにも恰好がつかないんです。
この本を読んで、正直、がっかりしました。
「羽生さんという人間にしかできないこと」、それは人類代表として人工知能と将棋を指すことではないでしょうか。
なんで羽生さんは人工知能の評論家になってしまったのか。将棋を通じて人工知能と対決するプレイヤーではないのか。

いつまでも羽生さんがタイトルホルダーで第一人者とは限りません。10年後、20年後を振り返ったとき、「羽生さんは結局、対戦しなかったな」と言われるより、「羽生さんはボロ負けしたけど逃げなかったね」と言われるほうが大事だと、私は思います。
チェスのカスパロフも逃げなかったから、今、尊敬されています。

将棋の最善の一手に今や一番近い存在である人工知能と、プロ棋士がどう関わっていくのか、それに私は注目しています。
この本の内容というよりは羽生さんの話になってしまいましたが、それもまた将棋ファンの一つの感想です(^^;
http://shogi1.com/renmei-rule-committee/

将棋ワンストップ様の、「日本将棋連盟の『電子機器取扱、対局規定の検討委員会』への意見」を読みました。
素晴らしいです。今回の冤罪事件では悲しいこと続きで、何も光が見えてきませんでしたが、ワンストップ様が希望の光をともしてくれたと思います。
本当に、私はうれしくて涙がでてきてしまいました。 こんなことをしてくれる将棋ファンの人がいるんですね・・・。

このワンストップ様の提言は、連盟が稚拙な規定を作ることを防ぐ役割をしてくれると、私は期待しています。

ワンストップ様、本当に、久しぶりにこんなうれしい気持ちになりました。どうもありがとうございます。
ソフト指し冤罪事件について、佐藤康光会長がNHKで何か発言すべきでしょう。
NHKで毎週日曜10時から放送の将棋フォーカスのホームページには、以下のように書いてあります。↓

>「今日の特集」では将棋界の旬な話題、旬な人物はもちろん、
>将棋界のあんなことこんなこと…。
>あなたが知りたい様々な将棋の話題を、毎回取り上げていきます。

能天気な上記の文言に、笑ってしまいます(笑)
山崎八段の1分切れ負けなんて、計10回も放送してる場合ですか?
もう1分切れ負け、終わりでいいでしょう。手つきの速さで勝負がついてるものは、面白くないです。
どうしても今やるべき内容ですか?

康光会長は、就任会見のときに、「今後は三浦九段の名誉回復ならびに将棋界の信頼回復に全力で取り組んでまいりたいと思っております」と言っておられました。
じゃあ、NHKの放送枠も利用して、全力で取り組んで下さいよ。NHKというメディアで連盟の会長が発言することに意味があるんです。
康光会長が「将棋フォーカスの今日の特集の枠を、私に使わせてもらいたい」と、行動すべきでしょう。

こう言っては何ですが、前任の谷川会長には、そういう強引さは全く期待できませんでした。
康光会長、リーダーシップを発揮して見せてください。
言葉って便利ですよね。他人をおとしいれることもできるし、その発言をスタッフのせいにすることもできるし、謝ることもできる。
「一億パーセント黒」→「これでも潔白を信じるという人はどうぞご自由に」→「スタッフと共有のアカウントです」→「一兆パーセント無実」
・・・言葉って便利ですよね。

ハッシーは先日出した著著の中で、「ここで私が示しておきたいのは‘正論’である。正論の発信が許されないのであれば、そのときはこの業界を去ることも辞さない。それだけの覚悟をもって棋士でいる。」と書いておられます。

今までの数々のハッシーのツイート、そして今度は「一兆パーセント」っていうのが正論なのでしょうか。
ハッシーは全く、何の覚悟もなく、場当たり的な流れに流されているだけにしか見えません。
今回の一連の騒動までは面白い存在だと思っていただけに、私は残念でなりません。
プロ棋士とコンピュータの対戦である電王戦、今年で終わるそうですね。
今までいろんなことがありました。面白かったです。どうもありがとう。
あと2局、楽しもうと思います。私もここあたりが、終わりごろかと思っていました。

おとといの替え歌の「電王戦からの卒業」は、どうしても元の歌詞が歌詞だけに、電王戦を否定する替え歌になってしまいました(^^;
私の気持ちの暗黒面が出てしまいました(笑)  今度は電王戦に肯定的な替え歌も作ろうと思います。

プロ棋士vsコンピュータの電王戦、色々な意見があると思います。
否定的な意見もあるでしょう。でも、やらないほうが良かったのか?と考えたときに、全然そうじゃなくて、やっぱり、やって良かったと私は思います。
電王戦をやらずにコンピュータを無視していたら、プロ棋士は「裸の王様」だったでしょう。
プロ棋士が負けまくって寂しいですが、それは別に電王戦のせいではなく、テクノロジーの進歩のせいですから。

今回でプロ棋士vsコンピュータが終わるのかというと、全くそんなことはないでしょう。
どこか他のスポンサーがつけばいいだけの話ですから。
ドワンゴが「電王戦リターンズ」とか、「電王戦アルティメット」とか、また考えるかもしれませんし。
またやるとなれば、連盟側は、きっとお金に釣られるでしょうから、問題ないでしょう(笑)

私にとって、毎年春の楽しみな一大行事でした。
壮大な祭りに仕立てあげ、盛り上げてくれて、ありがとうドワンゴ。そして、ありがとう出場したプロ棋士たち。
ラストにPONANZAが、天彦名人がどんな将棋を見せるのか・・・ 今からワクワクです。 
電王戦からの卒業 ~尾崎豊「卒業」の替え歌~

元の歌 https://www.youtube.com/watch?v=3tSQ6cqVbOI

疑惑の影 三浦の上 すい込まれるタニー
幻とリアルな気持ち 感じていた
スマホが鳴り ケータイをいつものように手にし
これに負けるプロって何と 考えていた
ざわめく心 今 俺にある趣味
意味なく思えて とまどっていた

去年の春 行われた電王戦
孤独 瞳にうかべ 山崎 戦った
無力感とため息の 飽和した2局
PONANZAの 独壇場で幕を閉じた
退屈な試合 刺激さえ無い
もうこれじゃ オワコンと思い続けた

行儀よく観てるなんて 出来やしなかった
コンピュータがファンの夢を 壊してまわった
逆らい続け あがき続けた プロの抵抗 むなしかった
強すぎる機械との 争いの中で 
競い合い いったい何 解りあえただろう
うんざりしながら それでも過ごした
ひとつだけ 解ってたこと
この棋戦からの 卒業

スマホに勝てぬプロなんて クソくらえと思った
2ちゃんねる 将棋板 荒れまくっていた
逆らい続け あがき続けた 早く負けを認めるべきだった
ソフト厨とプロ厨との 争いの中で
煽り合い いったい何 解りあえただろう
うんざりしながら それでも過ごした
ひとつだけ 解ってたこと
この棋戦からの 卒業

卒業して いったい何 解ると言うのか
恥をかいた ほかに何が 残るというのか
人は誰も 抜かれ行く かよわき子羊ならば
川上あなたは かよわき人類の 代弁者なのか
俺たちの嘆き どこへ向かうべきなのか
これからは 何がプロを 超えて行くのだろう
あと何度 連盟は 卒業すれば
本当の将棋に たどりつけるだろう
仕組まれたルールに 誰も気づかずに 電王戦は終わる
この棋戦からの 卒業
闘いからの 卒業
将棋枯れすすき 
~さくらと一郎「昭和枯れすすき」の替え歌~

元の歌 https://www.youtube.com/watch?v=hYumeyfhLqg

パソコンに負けた いえ スマホに負けた
竜王が敗れた? いっそ解散しようか
三浦を処分したけれど 証拠などないわ
世間さえも呆れる 連盟 枯れすすき

電王戦 耐えた そう 傷つきながら
淋しさをかみしめ 夢を持とうと話した
駒落ちなんて望まぬが 貸し出しが欲しい
PONAの手を見つめ プロ棋士 枯れすすき

将棋指しを捨てろ なぜ こんなに好きよ
一生の仕事と あの日決めたじゃないのよ
テクノロジーの発達に こみ上げる涙
苦しみに耐える 将棋界 枯れすすき
外出禁止を破ったプロ棋士が2人も出てきましたね。
これを笑ってはいけないんでしょうけど、なぜか笑ってしまいます。
さすがに、除名処分じゃないんですね。

対局は神聖なるものと思っていたのに、次々起こる事件。

なんだか、小学校の学級会を思い起こさせます。
「先生~、三浦くんがスマホを使ってソフト指ししていました~」
「先生~、村田くんと金沢くんが外出してました~」

康光会長も頭が痛いですね(^^;
先週と今週のNHK杯を観ましたが、もう以前のように、私は将棋観戦に情熱を持てなくなっています。
当面、NHK杯の記事を書くことはないと思います。
このブログの更新も、少なくなると思います。
タニーの辞任は当然でしょうね。

今回の事件、私は悲しいことがいっぱいあるけど、「なぜ20年以上まじめに指してきた棋士を、そう簡単に疑えるのか」っていうのが、あって、それが私には一番、堪えた。
連盟の動きは、三浦をずーっと疑っていて、どちらかというと「黒」でありき、という印象だった。
渡辺竜王の意見ばかり聞いている。
だから三浦を早々に出場停止処分にしている。

なぜ、まず先に「疑う」というのが来るのか。なぜ、三浦が今まで築いてきたものが、信頼にならないのか。
将棋という競技は、20年以上まじめにプロをやってきても、全然、信頼というものにならないのか。

渡辺「三浦がソフト指ししてると思います」
連盟「え? そんなわけないだろう。でもとにかく調べよう。そして証拠が得られなければ通常どおり、出場させよう」
これが普通じゃないですか。

渡辺「三浦がソフト指ししてると思います」
連盟「え? それは大変だ。出場停止処分にしよう」
なんでこうなっちゃうかなーー。 ダメだこりゃ。

プロ棋士どうしの信頼なんて、ないも同然というのがプロ棋士の世界だった。
プロ棋士たちが人生で将棋を何十年もやってきて、築き上げたもの、それは「猜疑心」だった。本当に残念だ。
今日は名人vs竜王という豪華カードだったけど、観る気になれず。
だめだなー、こりゃ。
ダウンロード ~尾崎豊「ダンスホール」の替え歌~

元の歌 https://www.youtube.com/watch?v=zK3Y85UfPvs

無料ダウンロードは たくさんの人だかり
2ちゃんねるの将棋板の ソフトスレ住人 沸かせてた
とても軽いダウンロード しゃれた小さなウェブページ
世間を騒がせ続けてる 技巧を見つけた

プロも恐れるやつで なまいきなやつ
小粋なアプリってとこだよ 技巧は歴史に残ったね

気取ってスマホを 手に取って
慣れた手つきで 指してみる
気の利いた流行り戦型に
技巧は見事に 対応した

プロが対局してみて わけもわからず完敗
こんなものよと 微笑んだのは
たしかに作り 笑いさ

少し酔ったプロたち 考え込んでいた
夢が潰されたってとこだよ
決して認めたくないんだろう

疑惑が 出始めたのは ほんの些細なことなの
三浦が離席していたし でも本当はタニーの性分ね

会長は辞めなきゃ 今は叩かれているわ
「中位以上」とのたまってた のんびり気分じゃないわね
少し焦ったみたいね 処分してしまったわ
けど 金ですべて解決なんて
きれいには 行かないわ

スマホの無料アプリに 抜かれちまって
まだ電王戦 やるのかい
プロの権威 落としながら 

だけど俺はスマホでは 技巧できない
俺もそろそろ 買うべきかい
そうさ この俺は いまだにガラケー
今日のNHK杯、私は観る気になれませんでした。
だってハッシーは、あれだけの暴言を吐いていましたから。
来週も事件の張本人、渡辺竜王の登場ですから、観ないでしょう。
しばらくNHK杯の記事は休止します。